2024-08-13 さすがにG2格は感じるレース－札幌記念－

「良かった」というべきか、
先週の段階では
9頭しか出ないんじゃないか
と思われていたけれど、
札幌記念の特別登録が出た
タイミングで12頭まで増えた。

G2とは言え、
夏競馬最大の注目レースで、
2000mという距離からも
今後の日本競馬を占う重要なレース。

それなりに見える頭数になって良かった。

しかも先週の小倉記念と比べると、
この頭数しか居なくても非常に豪華に見える(笑)

ただ残念なことがあるとすれば、
フルゲートにならなかった事と
3歳馬がいないことだろうか。

3歳馬が出てくると、
古馬との力関係も見えてくるし、
古馬に勝つようなら
秋以降の楽しみも増えるというモノ。

そういった
夏競馬特有のワクワク感が無いのは少々寂しい。

リバティアイランドが出てくれば、
かなり盛り上がっただろうけど、
さすがに今更G2に出てくる訳ないか…

となると、
もっとも注目すべき存在は
連覇を狙うプログノーシスだろうか。

G1となると
「もう一押し」という感じだが、
格の高いG2を
3勝していることからもわかるように、
このメンバーなら威張れる存在なのは間違いない。

ただ、このレースにはG1ホース、
しかもダービー勝ち馬が出ていることを忘れてはいけない。

6歳になったシャフリヤールが、
先週5勝と絶好調だった武さんを背に登場する。

ここ最近
おとなしい成績になっているが、
ドバイやUAEという
日本とは環境の異なる舞台でも崩れていない。

府中のような舞台が
合っているような戦績ではあるけれど
格は明らかにメンバー最上位。

名手が乗るなら軽視できないだろう。

ちなみにG1ホースと言えば、
皐月賞馬のジオグリフも参戦予定。

2年前の皐月賞以降は
目立った成績を上げてないけれど、
3走前の中山記念で
3着に入っているように、
札幌のような舞台は
シャフリヤール以上にマッチしている可能性が高い。

特に今年走った3戦はいずれも人気以上の走りをしている。

復活するなら今回かもしれない。

ただ個人的には
G2限定で買いたくなる馬
がいるのも事実で、
今回もそこそこに支持されそうだが、
馬券としては押さえざるを得ない感じ。

そう、やっぱりボッケリーニの存在は無視できない。

今年で8歳。

実績だけでなく
血統を見てもわかるが、
もう日本で
種牡馬になれることは無いと思うので
まだしばらく走ることになるだろう。

それでも、
まだまだ衰えを感じないどころか、
色々噛み合えばG1を取れるところまで来ていると思う。

プログノーシスもシャフリヤールも
「札幌記念に全力」ではないだろうし
いつも通りの
ボッケリーニの走りをすれば、
チャンスは普通に巡ってくると思う。

先週より多少増えたとはいえ、
今年の札幌記念は12頭立て。

なるべく点数を絞って当てに行きたいと思う。