2024-08-06 重賞の一つくらいは獲れていた馬に期待するレース－中京記念－

今週から通常開催に戻るけれど、
暑さのピークが
収まっている印象もなく、
正直言って、もうしばらく、
出来れば月内は
競走時間の拡大をした方が良いくらいに毎日暑い。

これからお盆の時期にも入る。
、
帰省やレジャーに
出かける方も多いと思うが、
とにかく熱中症にはご注意いただきたい。

さて今週末の大一番は小倉記念。

変則開催で小倉ではなく
中京競馬場で行われる。

夏のハンデG3ということで、
メンバーも手頃、
波乱の要素も多くあるいるだけに、
なんとか仕留めたいところだ。

目立つ実績馬として
最初に目が行くのは
やはり福島牝馬S勝ちの
コスタボニータではなかろうか。

前走のマーメイドSこそ敗れたものの
3勝クラスを勝ち切って、
オープンクラスで揉まれて力を付けた馬。

今回のメンバーなら
まずスポットライトが当たって当然だろう。

もちろん勢いで言えば、
3歳のシリウスコルトも忘れてはいけない。

クラシックではもう一つだったが、
前走のラジオNIKKEI賞で2着。

展開待ちの面が強い
シリウスコルトにとって、
願ってもない状況に
なった事もあるけれど、
末脚を活かした見どころのあるレースだった。

今回は中京に替わることで、
持ち味を活かせる舞台
になることは間違いないけれど、
直線の長い舞台での実績に乏しいことが玉に瑕。

こういう事実からも
圧倒的な支持を集めることはなさそうだ。

冒頭にも書いたように
夏のハンデ重賞ということで、
見どころの薄いメンバー構成
になっているけれど、
個人的に注目している馬がいない訳では無い。

1年半ぶりのレースを使って、
今回叩き2戦目になる
ヴェローナシチーの復活劇を期待している。

賞金面の事情で
3勝クラスに在籍しているが、
3歳時には
京都新聞杯2着、
京成杯3着と、
クラシック手前まで進んだ馬。

古馬相手にも日経新春杯で3番人気に推されたこともある。

屈腱炎の影響が心配された前走は
8着と振るわなかったが、
とにかく無事にレースを終えれたことは大きい。

レース後から
「頭数も落ち着くし、
  能力も足りるから小倉記念」
と、早くからこのレースに
照準を合わせていたことからも、
陣営はヴェローナシチーに
自信を持っていることは間違いない。

1年半のブランクがなければ、
今頃重賞の一つくらいは獲れていた馬。

中間の動き次第では
果敢に「◎」印を献上しても良いと思っている。