今週のメインレースを江戸川乱舞が大分析! レース考察

2024-07-16 例年に無い異質な状況のレース-中京記念-

本来なら
サマーマイルシリーズの第二戦として
中京競馬場・芝・1600mで行われる
中京記念

今年は諸々の事情で
小倉1800mのレースになっている。

中京と小倉では
前提条件が違いすぎるので、
間違えないように注意しないといけない。

右回り、小回り、
直線短い、マイルより200m長い・・・

とにかく共通点の方が少なすぎて、
中京記念として考えるより、
小倉大賞典として考えたほうが無難そうだ。

もちろん1800mという距離からも、
マイラー気質の馬よりは、
中距離路線に適性がある馬を狙いたいところ。

そういう意味でも
2月に行われた小倉大賞典は振り返る必要がありそう。

中でも勝ち馬のエピファニーは軽視できまい。

オープン入りしてから
重賞を勝つまで、
それなりの時間は掛かったけれど、
強い相手に揉まれた経験が活きた形。

前走の大阪杯でも
着順は10着と残念な結果になったが、
ベラジオオペラとは0.7秒差で、
3番手の上がりは使えている。

相手が一気に弱くなる上に、
実績のある舞台なら軽視するのは難しいように思う。

また勢いで言えば、
4歳のセオにも注意を向けておいたほうが良い。

色々と言われている4歳世代だけど、
セオはまだ可能性が残されている…
と江戸川さんは見ている。

重賞挑戦は昨年の
ラジオNIKKEI賞(16着)以来だけど、
3勝クラス・リステッドを連勝して勢いに乗っている。

前走の都大路Sと
同じ日に行われた3勝クラスのレースで
ダービー3着のハーツコンチェルトが
馬券にもなれなかった事(4着)で
なおさらセオが注目を集めたことも記憶に新しい。

そのセオ自身も3歳の時に
重賞2勝のレーベンスティールを
下しているように、
ポテンシャルの高さは元々指摘されていた馬。

ただ、これまでは
広いコースでの実績が目立つだけに
タイトな小倉1800mがこなせるか
どうかというのは気になる部分。

先行投資的に買うのも
アリだと思うけれど、
過剰な期待は禁物のように思う。

それと人気になるであろう
エルトンバローズにも
個人的にはそんなに期待はしていない。

このメンバーに入ると
格上感があるけれど、
さすがに直近の内容を見ると、
G3とはいえ、力が抜けているようには見えない。

前走初めてブリンカーを着けて
レースをしているけれど、
重賞を2つも勝っている馬が、
今更馬具で矯正ってのも…。

なんとなく
能力のピークが見えてしまってる感じがする。

ちなみに人気が分散しそうな
組み合わせなので、、
どの馬から入っても
それなりの配当にありつけそうな情勢。

そこで
狙ってみる価値があると思えるのは
最初にちらっと触れた
小倉大賞典2着のロングラン

小倉大賞典でエピファニーに敗れ、
前走の福島民報杯でも
1番人気に支持されながら、
8着に敗れているので、
今回その存在を軽視されるだろう。

展開頼りの面もあるので、
直線の短い小倉で買うのは
勇気が必要だけど、
小倉のAコースは4週目。

先週の不良馬場で
内が掘れているだろうし、
外の差しも効くようになるはず。

小倉大賞典のときと
同じような競馬ができれば、
馬券に絡むチャンスは十分あると思う。

とにかく今年は
異質な中京記念になるのは
間違いないので、
週中の動向や枠順・馬場には
注目していきたいと思う。

このコラムを書いた予想家

江戸川乱舞
走らない馬から決めていく独自の的中方法“逆走競馬予想”であたり馬を引き当てる、競馬スピリッツ専属の予想家「江戸川乱舞」。
過去の傾向なども加味した総合的な見解と、いち競馬ファンとしての純粋な視点も忘れないロマン派予想家。 得意な予想スタイル:単複・ワイド・三連単 など

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