2023-11-28 めちゃくちゃ好メンバーになったレース－チャンピオンズカップ－

めちゃくちゃ好メンバーになった
今年のチャンピオンズカップ。

特別登録を見るだけで
ワクワクしてくるし、
どの馬を本命に推したとしても、
全く後悔しなくて済みそうなレベル。

注目はなんと言ってもレモンポップ。

平場の時から
とんでもなく強い勝ち方をしていたが
前走の南部杯も衝撃的な強さだった。

2着に2秒もの差をつける大差勝ち。

「公開調教」
という言葉がピッタリ来るレベルだった。

1800mはやってみないとわからないが
その辺りが(おそらく)
1倍台の人気にはならない理由だし、
このレースが「美味しい」と思える所以でもある。

ちなみに1倍台の人気にならない
もう一つの理由として、
セラフィックコールの存在もあるだろう。

5戦5勝。

祖母にハルーワソングが
いることからわかるように、
ヴィルシーナやシュヴァルグランが近親にいる良血馬。

そんな3歳馬が重賞初挑戦で、
歴戦の古馬相手に3馬身差の勝利。

豪快に差し切った姿は感動モノで、
普段ポーカーフェイスで
レースを見守る江戸川さんも
「おぉ、強っ」と声が漏れてしまった。

初のG1挑戦というのがどう出るかは
やってみないとわからないが、
非凡な将来性を持っていることは間違いない。

ただ、中京9Fは基本的に
前に行ってナンボという事がある。

チャンピオンズカップに限って言えば
後ろから来る馬でも
馬券にならない訳ではないけれど、
勝ち切る…となると
相当な脚か展開に恵まれないと厳しい面がある。

江戸川さんとしても注目はしているが
本命扱いするかは現状では
「保留」といったところだろうか。

展開という観点で言えば、
最も良さそうな位置にいそうなのが、
ハギノアレグリアスだろうか。

ダートで掲示板を外したのは1度だけ。

重賞も2勝して
着実に力を付けているのがわかるし、
ここを勝つようなら、種牡馬入りも見えてくる。

予想には関係ないけれど、
半兄タニノエポレットに
期待していた事があり、
彼の果たせなかった
G1タイトル制覇に期待している。
(キャリアハイは天皇賞・春5着)

半姉のシュヴァリエが
ゴールドパラディン(現4勝)や
ステイヤーズS 2着の
プリュムドールを出しており、
勢いのある血統でもある。

大仕事をやってのける下地はあると思う。

1桁台の人気で
収まるような馬ではないから、
馬券に絡めば美味しい配当になる可能性が高い。

そもそも上位人気に予想される
レモンポップと
セラフィックコールの2頭が、
両方とも
馬券外になるような事態になれば、
とんでもない馬券に巡り会えるかもしれない。

そもそも好メンバーが揃った1戦。

オッズに惑わされず、
買うべき馬をチョイスしていきたいと思う。