2023-06-27 ハンデ重賞、夏競馬らしい混沌を期待するレース－ラジオNIKKEI賞－

週の初めの段階ではあるけれど、
日曜の福島は雨が降る話になっている。

雨か・・・

ラジオNIKKEI賞はハンデ戦で、
そうでなくても
荒れやすいレースになっており、
2桁人気の馬でも平気で馬券になるし
過去10年の3連複平均配当は
270倍を超えている。

江戸川さんとしても舌舐めずりをしているレースだ。

しかもここ最近は
出世レースっぽい雰囲気も醸し出している。

18年には
フィエールマンが2着になっているし、
20年にはパンサラッサも2着に入っている。

昨年の勝ち馬フェーングロッテンは
古馬タイトルこそ無いものの、
重賞戦線で堅実な成績を残している。

背負う斤量も気にしながら、
将来性のある馬も探していきたいところだ。

現時点での注目馬は何と言っても
レーベンスティールだろう。

デビュー戦は
皐月賞勝ちのソールオリエンスとタイム差なしの2着。

取りこぼしもあったが、
4戦2勝という戦績はそう悪いものでは無い。

しかも小回りの中山1800mで勝ち上がっているのも興味深い。

更に渋った馬場に強いリアルスティール産駒でもある。

人気にはなるだろうけど、
気にかけておいた方が良いだろう。

ちなみに冒頭触れたように、
実際はどうなるかわからないが、
日曜の福島は雨が降る可能性が指摘されている。

しかも週中も雨の気配なので、
パンパンの良馬場にはならないのではないか。

馬場の適性も見ておいた方が良いだろう。

ちなみに過去にも何度か扱ったが、
リアルスティール産駒の重馬場での成績は非常に優秀。

稍重馬場以上の芝コースの成績は
<4.6.4.25>となっており、
不良馬場での勝率は28.6%と3割近いし
複勝率に関しては57.1%となっている。

1世代しかおらず、
不良馬場でのレースなど
そこまで頻発しない事を考えると、
特筆すべき事項だと思う。

つまり福島の馬場が荒れた場合は
レーベンスティールだけでなく、
アグラシアドにも注意を払う必要が出てくる。

一応、こちらは
土曜の松島特別にも登録があるけれど
どうやらラジオNIKKEI賞に回ってくる模様。

不良馬場で行われた3月の
ミモザ賞を勝っているだけでなく、
オークストライアルのスイートピーSで3着。

牝馬である事や
日高の馬という事が嫌われて、
そこまで人気にならないようなら
狙ってみる価値はあると思う。

また開幕週の小回りということで、
グラニットにも期待している。

今回は
単騎逃げも叶う相手関係でもあり、
楽に運べれば、
また、渋った馬場を活かせれば、
一発あっても良いように思う。

とにかく今週のラジオNIKKEI賞は、
世代唯一のハンデ重賞でもある。

穴馬券も視野に入れて、取りに行きたいと思う。