2023-02-28 未だに違和感しか無いレース－弥生賞ディープインパクト記念－

また今年もこの季節がやってきた。

「弥生賞ディープインパクト記念」

もうこの名称になって
今年で何年目になるか
数える気もしないので、
このまま話を進めるが、
未だに違和感しか無い。

何度も書いているが、
ディープインパクトのベストレースは
弥生賞ではない。

それぞれ各人に
思い入れはあるだろうが、
個人的には
彼のベストレースは
若駒Sだと思っているし、
菊花賞の名実況である
「世界のホースマンよ見てくれ！
  これが日本近代競馬の結晶だ！」
は、未だに思い出しても目頭が熱くなる。

現役時代から
JRAはディープインパクトを
都合よく扱ってきたように思うけれど
もう彼の現役時代も20年近く前の話になってきた。

こんな事ばかり言っていると、
そのうち江戸川さんも
「老害」
とか言われるようになるんだろうけど
それくらい
ディープインパクトの現役時からの
時の移りゆきを痛感している。

いよいよ今年の弥生賞では
ディープインパクト産駒の名前も消え
彼の孫達が走るようになっているが、
1番人気は残念ながら
他の系統の馬に譲ることになりそうだ。

血統が地味なので、
なかなか注目が集まらなかったが、
トップナイフにスポットライトが当たる段階になった。