2022-12-06 方針は定まっているものの・・・なレース－阪神ＪＦ－

登録段階で29頭。

そのほとんどが2勝級なので、
1勝馬が抽選を通過して
2歳女王になる資格を得れるのは極わずか。

それ故に週初めの段階で
あれこれ論じるのは、
かなり難しい部分がある。

しかも今年の2歳戦線は
トレンドが変わったせいか、
大牧場の生産馬でも、
ガッツリ仕上げて、
レースに出すことをしなくなったので
人気馬がどんどん馬券外になる事例が多発している。

そんな中で
比較的平穏に決まったのが、
すでに出世レースとして定着し始めたアルテミスS。

これまでの上位馬を
見てもわかるように、
ここで好走できれば、
将来を約束されたと言って良いレベルだ。

実際、この阪神JFも
アルテミスSの結果と
連動するようになってきて、
2年連続でアルテミスS勝ち馬が、
阪神JFを制し、2歳女王に輝いている。

この事実を考えれば、
アルテミスS勝ち馬の
ラヴェルは
必然的に重要視しないといけないし、
2着のリバティアイランドや
3着のアリスヴェリテも同様の扱いだ。

ただアルテミスS組と比べれば、
格落ちする感は否めないが、
7FのファンタジーSも
阪神JFと相性の良いレース。

これまでの勝ち馬を見ても、
スプリント志向の強い馬が
ファンタジーS経由で
阪神JFへ参戦する傾向がある。

一定レベルの注意は必要だろう。

ただ今年は
10番人気のリバーラが勝った上に、
かなりゆるい流れのレースだった。