過去5年で1番人気は未勝利。連対したのも2010年の1回だけ。
「金杯よりも荒れる」冬競馬の代表レース「東京新聞杯」。
穴党のオジサマ方の今年最初の出番のレースと言う訳です。
個人的な話で恐縮ですが、去年は8番人気◎ガルボで勝負し、
2着を4番人気○コスモセンサーでバッチリ予見できているレース。
(なぜか三連単しか買ってなく不的中でしたが)
今年も勢いで、バッチリ当てていきたいと思います。
しかもレース開催日は2月3日の節分!
「鬼は外!福は内!」の精神でレースに臨みます。
まさに1年の計は東京新聞杯にアリ!な訳です。
まず今回のメンバーは「G2」と言われても何ら不思議ではない、
比較的ハイレベルなメンバーと言えるでしょう。
こう言う時は私、江戸川乱舞の推奨している「逆走予想」が非常に有効です。
逆走予想とは、
「勝つ馬を見つけるのではなく負ける馬を見つける」事を言います。
負ける馬とは馬券にならない馬ですから、買う必要の全くない馬です。
まずは1番人気濃厚な三冠レディーの姉・ドナウブルー。
過去5年のデータを見ても1番人気の連対率は1割。
これほど信頼度の低い1番人気のレースはなかなかありません。
彼女自身の成績を見ても、直線で坂のあるコースを勝ちきっていない事も、
少々マイナス評価です。思いきって切っても大丈夫そうです。
また昨年王者のガルボも疑問符が付きます。
ここでも勝ちきるようなら安田記念の1番手である事は間違いないでしょうが、
昨年よりも重い斤量58キロはどうでしょうか?
2キロ重くなった分、価値も下がってしまったように思います。
それに人気を集めそうなマウントシャスタもマイナス点が気になります。
前走のリゲルSの2着は納得できない部分もありますが、
菊花賞の距離からマイルに一気に距離短縮させられての2着なら
まずまずではないでしょうか。
川田騎手の好騎乗で宝塚記念5着になって以降、
過剰評価を受けているような気がしないでもないですが、
今回はそれ以上に府中での経験が浅いビュイック騎手。
信頼しきれないと言うのも私の本音です。
信頼しきれないのはコチラも外国人騎手を起用しているリアルインパクト。
11年の安田記念以降、目立った所はありませんが、入着は繰り返しているので、
キッカケさせ掴めれば、面白い存在かもしれません。
ただ、マクドノー騎手が日本の競馬にまだ慣れ切っていないようにも見えます。
信頼しきれないのはこの馬も同じです。
上位人気馬にそれぞれ疑問符がつく中、個人的には下位人気の馬の方が魅力的に見えます。
中でもこの馬は荒れる重賞に相応しい結果を残してくれそうで、
大きく期待できます。
勢いのある若手ジョッキーが跨る・・・
___SILVER___
ダイワマッジョーレ(丸田騎手)と、
出てくれば面白いヒットジャポット(松岡騎手)が面白いと思います。
ダイワマッジョーレはクラシックは間に合わず、
イイ時期を棒に振った格好になっていますが、
比較的ハイレベルな準OPクラス相手に府中で勝ち切っている点は魅力ですし、
左回りで好成績を上げています。
何よりもハイレベルだった年末の金鯱賞で2着はこの出走メンバーの中でも
ダントツで自慢できる実績でしょう。
勝ったオーシャンブルーは有馬記念で2着。
アドマイヤラクティ(3着)は先日のAJCC(G2)で馬券圏内。
トウカイパラダイス(4着)も日経新春杯で3着。
ダイワマッジョーレは前走の中山金杯で負けたことでケチがついていますが、
人気が落ちている今回は絶好の狙い目。
ここは大きく買いたいところです。
また、ヒットジャポットも昨年、連対したガルボ&コスモセンサーと
レースで凌ぎを削った間柄です。
コスモセンサー不在、ガルボは2キロの斤量増。
様々な要因を考えれば、
地味ながらも互角に戦ってきた
ヒットジャポットに順番が回ってきてもおかしくはありません。
実際、昨年は3着ですし、東京新聞杯と同じ条件の昨年の富士Sでも3着。
末脚も着実で、人気も無いならオイシイ存在です。
しかし出走優先順位が低いのが、ネックです。
出てくれば・・・面白い存在と言う事も覚えておく必要はありそうです。
また、基本的に内と外で枠の有利不利の無い、東京マイルですが、
近年のデータを見る限り、内枠に入った方が有利なようです。
外枠に入ってしまった場合は、
どんなに人気馬が入っても、評価を下げる必要がありそうです。
まさに節分のレースらしく
「鬼は外!福は内!」となりそうな予感です。。。
(空気を察し)
おあとがよろしいようで・・・。