2017-03-07 上位人気の馬に期待しつつ抽選突破も願うレース－フィリーズレビュー－

13年勝ち馬のメイショウマンボは今でこそ、
悲惨な事になっているが、G1を3勝したし、
一昨年のフィリーズレビュー勝ち馬の
クイーンズリングがエリザベス女王杯を勝った。

他にもベルカントやソルヴェイグを始め、
このレースを勝った後は
スプリント戦線で活躍した馬も輩出しているように、
フィリーズレビュー勝ち馬の将来性は以前よりは
有望なモノになっているように想う。

今年はチューリップ賞にソウルスターリングが参戦した事で、
他の有力馬がフィリーズレビューに一気に回ってきた。

デイリー杯2歳S勝ち馬のジューヌエコール、
小倉2歳Sの勝ち馬でレーヌミノルといった重賞馬を筆頭に、
比較的勢いのある馬が揃った印象だ。

さすがに桜花賞でソウルスターリングに勝てそうな馬はいないが、
スプリンターとして好素材の馬が何頭かおり、
馬券予想をするには十分楽しめそうなレースの印象がある。



当初軸はジューヌエコール・レーヌミノルあたりを考えていたが、
この2頭は既に賞金的に桜花賞の出走権利を得ており、
ここがメイチとは当然考えにくい。

ならばここで賞金を加算しないと
本番の桜花賞またはNHKマイルカップに出れない馬を狙うのが
得策なような気がしている。



そこでまず白羽の矢を立てたのが、
これまで一貫して1400を使ってきたカラクレナイ。

出遅れ癖があるのはやや気になるが、決め手は強力。

逃げ馬が比較的有利なコースではあるものの、
メイショウマンボやクイーンズリングのように
力のある馬ならば後ろから差してくることも可能だ。

今回はトライアルレースということで、
早めからレースが動くような事であれば展開的な恩恵も見込める上に、
重賞にめっぽう強いデムーロさんが乗るのは心強い。

オッズ次第では頭で狙ってみたくなる1頭だ。



そして関東馬アズールムーンも見逃せない。

初勝利を上げた未勝利戦はテンから飛ばしていって、
レコードに0.3秒まで迫った脅威の走り。

大人の事情でダートを使ったりもしたけれど、
これまで2戦2勝と相性のいい石橋脩騎手を確保したあたり、
陣営の本気度を感じる。



個人的にはレーヌミノルが人気を被って、
カラクレナイ－アズールムーンで決まってくれれば、
それなりの高配当が期待できる。

・・・と思いながら予想オッズによると
カラクレナイ(2番人気)アズールムーン(4番人気)となっていた。

あれ?思ったほど配当つかないか・・・

なら抽選次第になるけれど、
アンジュデジールが出てくることを祈るしか無いか・・・。

アンジュデジールは夏の函館でデビューして、続く2戦目の札幌で勝利。

その後1600→1400と続戦して結果は出ていないが、
前走は少々スタートで遅れた上に展開も向かなかったが、
最後はそれでも掲示板を確保したように、
まともなら違った結果になったはず。

馬券的な事を考えると抽選突破を願うばかりだ。