今週のメインレースを江戸川乱舞が大分析! レース考察

2017-02-28 人気馬の間隙を縫う的中を目指すレース-弥生賞-

先日亡くなったミホノブルボンを始め、
ナリタブライアン・オルフェーヴルが勝ったスプリングSよりも
弥生賞の方が皐月賞のトライアルとしてだけでなく、
クラシック全体の登竜門として格上だと勝手に思っている。

たぶんそう思っているのは江戸川さんだけでは無いだろう、
自分より一回り年上の馬友も同じことを言っていたから。

年長者が言うんだし、間違いないと見ていいだろう。



今年のクラシックは昨年とは打って変わって、
牝馬路線の方に目が行きがちだけど、
弥生賞はそれなりに楽しみなメンバーが出てきた。

2歳王者のサトノアレス・ホープフルSのレイデオロを除けば、
まずまず想定内のメンバーが揃った印象だ。

ちなみに超がつくほど個人的な感情を吐露すると、
江戸川さんのPOG指名馬であるサンライズソア
今回弥生賞に登録しているので、
応援したい気持ちはあるけど、
果たしてどこまで通用するだろうか。

まぁ雨が降ってぐちゃぐちゃの馬場になるようなら検討しよう。

新馬戦で乗ったデムーロさんが
「パワータイプ」と評していた事だけ
頭の片隅にいれておけば問題ないはず。



さてこのレースの本命は当初、
重賞2勝を制したブレスジャーニーを考えてきた。

実績的にもこの馬を巡る物語を考えても
無視はできないと思っていたからだ。

しかしどうも聞こえてくる話がきな臭い(?)ものが多い。

「弥生賞に出てこないらしい・・・」
「調教できる状態じゃないらしい・・・」

たしかに週初めの想定を見ても、
乗り役の欄が確定されてない媒体がほとんど。

本当に出てくるのかどうか怪しいし、
出てきても馬券を買っていいかどうか判断に迷う。

もし仮に出走してきたとしても今回ばかりは
見送ったほうが無難ではないだろうか。
(ちなみに火曜朝に出走回避を明言した様子)



それなら・・・と次に狙いを定めたのが
エピファネイア・リオンディーズの弟であるグローブシアター

当然実績的には京成杯勝ちのコマノインパルスや、
「ディープインパクト×フレンチデピュティ」という
昨年このレースを勝ったマカヒキと
血統的な構成が似ているカデナを推すべきだろうが、
正直、京成杯や京都2歳Sのレベルに疑問符がつくし、
賞金的に余裕がある分、ここがメイチとは当然思えない。

逆にグローブシアターは気性に苦しんだ
兄たちとは対照的に操作性の高さがウリで、
ここで結果を出さなければ、皐月賞に駒を進められない分、
陣営の本気度は高いはず。

それにホープフルSもかなり外を回らせられた
苦しい競馬の中で勝ち取った3着であり、
デビュー2戦目でこの経験が出来たキャリアも評価したい。

グローブシアターからの馬券なら、
配当的な妙味も十分あるだろう。

あと距離が伸びることで
ダンビュライトあたりが変わってくれると
馬券的にも美味しそうなレースに変貌する。

グローブシアターダンビュライト組み合わせなら、
馬連でもそれなりの配当が見込めそうだ。



とにかくブレスジャーニーの回避で、
よりカデナコマノインパルスに人気が集中すると思われるので、
その間隙を縫うような的中で少しでも高配当を狙いたいところだ。

このコラムを書いた予想家

江戸川乱舞
走らない馬から決めていく独自の的中方法“逆走競馬予想”であたり馬を引き当てる、競馬スピリッツ専属の予想家「江戸川乱舞」。
過去の傾向なども加味した総合的な見解と、いち競馬ファンとしての純粋な視点も忘れないロマン派予想家。 得意な予想スタイル:単複・ワイド・三連単 など

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