2012-12-25 今年こそ１年の計は金杯にアリ！」を実行したい−中山金杯ー

「来年の事を言えば鬼が笑う」

割と有名な諺（ことわざ）ですが、
「未来のことは予測できない。だからあれこれ言ってみてもはじまらない」
という意味で、競馬をやっている人間、特に生業としている人間からすれば
かなり耳の痛い言葉かもしれない。

その未来が予測できない事を予測できた時の快感は、
きっと鬼でもいい意味で笑ってもらえると思うのですが・・・。

去年の私の金杯の結果を見ると、
去年の中山金杯は予想がズバリハマって的中。
京都は残念ながら外してしまっていますが、
今年は東西の金杯共にバッチリ当てて、逆に鬼を笑ってやるつもりでおります。

そうまず鬼を笑ってやるには、強気の分析が必要ですね。
まず個人的に注目しているのはタッチミーノットです。

毎日王冠３着以来の出走ですが、
中山では３戦して全て馬券圏内に入っている安定感もあり、
得意な舞台で重賞初制覇と行きたいところです。

それに重賞初制覇といえば重賞２戦連続２着のアドマイヤタイシも
重賞勝ちは欲しい所。

昨年アドマイヤ軍団の近藤オーナーはアドマイヤコスモスで挑戦しますが、
圧倒的な人気を背負いながらもレース中に故障を発生。
懸命な治療が行われましたが、結局は予後不良処分になってしまいました。
Ｇ１勝ちが期待されていた１頭だっただけに、
因縁のレースで、その禊を済ませたいはずです。

良血のダイワマッジョーレも侮れない存在です。
準ＯＰ勝ち後すぐに、金鯱賞に駒を進めますが、２着と健闘。
勝ったオーシャンブルーは有馬記念でも
ゴールドシップの２着に入ったのは記憶に新しい所。
小回りのコースは得意そうなので一気に2013年のスターダムを歩みだしたいはずです。

それに以外にも、
ジャスタウェイにも目が離せません。
ハイレベルな３歳の中でも、注目を浴びた馬で、
毎日王冠２着・天皇賞６着はこの中でも、大威張り出来る実績です。

それに関東の名門・松山厩舎の送りだす２頭も出てくれば驚異でしょう。
そもそもヤングアットハートはケガがなければ、重賞級と言われていた逸材。
それにモンテエンも今年は松山氏が重賞級と期待を寄せている１頭。

両馬共に暮れに行われた「ディセンバーＳ」では、
長期休暇がハンデとなったのか、わずかに掲示板に届きませんでした。
２走目となる今回は上積みも期待でき、巻き返せる可能性も大きいです。

要注意な２頭ですが、
更に新年早々、穴を開けてくれそうな馬をここでご紹介します。
中山は得意な舞台で、近走惨敗が続いている・・・

キョウエイストームです。

2011年春から全くいい所がないが、ここ何戦かの敗因はすべて説明できるモノ。
得意な舞台で一変する可能性はおおいにあるので、要注意です。

逃げ馬多数で速いペースになるのは必須。
人気馬もわかりやすく、先行から中団に密集しています。

互いにけん制・つぶし合う流れになるなら、
中山得意の無欲な８歳馬がタイトルをかっさらってもおかしくありません。
斤量55キロも他の有力馬と比べても圧倒的に有利。
要注意です。

また、出走できるかどうかはギリギリのラインですが、
ニシノメイゲツも出てこれるなら要注意です。

ハンデは53キロと、トップハンデからは４キロも軽くなり、
差しの効きそうな馬場ならば、
後方一気が決まるニシノメイゲツには絶好の舞台。

金杯参戦は早くから決まっており、
金鯱賞や朝日ＣＣなどを使わなかったのは、
陣営が一貫して「右回り・小回りがあう」と主張していて、
馬主もそれに同調したから。

前走も中山1800ｍのディセンバーＳをつかったのは、上記の理由からで、
着差も0.3秒。インをついたので、前が塞がってしまっていたのも、運が悪く、
出走が叶えば面白い存在になりそうです。

新年１発目のビッグレースですから
当てたいところですが、
まずは競馬スピリッツの会員様には、無事に年を越して頂きたく思います。

2013年も競馬スピリッツを宜しくお願い致します。