2016-07-12 ​2番目にアタリをつけたレース-函館記念-

先週の七夕賞のレース回顧で

「20時からやる選挙特番を見ながら、
真田丸を見なければならないハードワークを予定している」
と、書いたのに、真田丸の放送は19時から。

そりゃ選挙やるからそういう番組編成もあるだろう。
ただ20時前に家に着いて愕然とした。

「真田丸、もう終わっとるやんけ…」

選挙特番前に肩透かしを食らったが、
今週の函館記念のレース考察を書こうとして
さらなる肩透かしを食らった。

「今週重賞1レースしかないのか…」

函館競馬の中で最も格式ある函館記念しか、
今週の重賞は行われない。

安達太良SとかジュライSとか
玄人好みのレースはあっても重賞は函館記念だけ。

ある意味で「全力投球」できる可能性がある。
それはそれで好都合だ。ぐへへ。

というのも、ある程度、
この函館記念というレースには「アタリ」をつけているから、
今週は確実に重賞でも回収をしていきたい。

…と、思っていたけど、ちょっと状況が変わってきた。

なぜなら本命(だった)マイネルミラノが丹内騎手だからだ。
ちょっと困っている。

マイネル軍団が同一レースに複数所有馬を出走させる場合、
軍団側の期待値は乗せる騎手でだいたい図れる。

簡単に図式で示すと

柴田大知>>松岡正海>>丹内祐次

今回、柴田大知騎手がいないから、
松岡正海>>丹内祐次となる。

しかし松岡正海騎手はマイネルミラノではなく、
マイネルフロストに跨る。

確かに実績で言えば重賞勝ち馬だし、
ダービーでも3着になっている。
まぁ実際調子とかもいいのだろう。

それでも最近はなんだか元気が無い。
1番人気を裏切り続けている。

転じて、前走のエプソムカップで抜群にいい走りをして、
江戸川さんに美味しい思いをさせてくれた
マイネルミラノは丹内祐次騎手。

前に行ける先行力も魅力だし、
昨年の巴賞ではレッドレイヴンを屠っている。
勢いはある。

それでも(詳しい事情は知らないけど)マイネル軍団の判断は
「フロストは松岡正海、ミラノは丹内祐次」
ということらしい。

うーん、やはりマイネルミラノと同型のオツウの存在が、
軍団から見れば厄介なのだろうか。

オツウと同じような走りをして
上手くペースを保てればいいが、果たしてどうだろうか。

クイーンSに行けば今回以上にチャンスがあったろうに、
函館記念を使ってきた狙いも不気味だが、
何か策があるのなら、
同型のマイネルミラノにとっては脅威だ。

ただ、普通の物差しで考えれば、
このレースで中心視すべきはマイネルの2頭ではなく、
藤沢厩舎のレッドレイヴン。

大舞台に強い池添騎手を配置していかにもやる気だ。
うん、まぁ重たい印は付けざるを得ないだろう。

ただ個人的には狙ってみたい馬がいる。

マイネルミラノがどうも割り引かざるを得ない状況なら、
「2番手にアタリをつけていた馬」に頼るしか無い。

そうその馬こそ、
なぜか1000万クラスを勝ったばかりの
バイガエシに人気を譲りそうな
オープン昇級したばかりのツクバアズマオー。

相手なりに戦える器用さもあるし、末脚も確実。

一皮むければ重賞は1、2個勝てそうな気配を感じる。

巴賞こそレッドレイヴンに敗れてはいるものの、
前走2キロあった斤量差は今回1キロ。

しかも距離延長がマイナスに作用する可能性のある
レッドレイヴンに対して、
2000m以上の距離に実績にあるツクバアズマオーは
プラスに作用する可能性がある。

うーん、一発を狙う価値は十分にありそうだ(笑)