今週のメインレースを江戸川乱舞が大分析! レース考察

2016-06-07 ルージュバックに初めて(?)期待するレース-エプソムC-

ヴィクトリアマイルのレース後に、
ルージュバックに乗っていたルメール騎手が

「トテモイイ感ジダッタケド、久シブリノマイルデ、
直線ノ反応ガイマイチダッタ」


と語っているように、ストレイトガールとの着差は0.6秒。
上がり3Fでは0.7秒もの遅れを取っている。

確かに

「桜花賞よりオークス向き」
「秋には凱旋門賞」
「マンハッタンカフェ産駒」

といった事を併せて考えれば、

マイルよりも長い距離のほうがいいかもしれない。

ではなぜ、エプソムカップの裏にある
マーメイドSに出なかったのか・・・


こっちは牝馬限定戦に加えて、メンバーもかなり軽い。
必勝を期すならこっちだろう。距離も2000mだし。

牡馬と走るメリットはあるのだろうか、ちょっと考えてみた。

ざっと思い当たるのはこんな所かな・・・


思い当たること1)

マーメイドSはハンデ戦。
エプソムカップは54キロで出れるけど、
ハンデ戦のマーメイドSは何キロ背負わされるかわからない。


重賞勝ちは1勝とはいえ、
エリザベス女王杯4着・ヴィクトリアマイル5着なら
55.5キロとか56キロなんて斤量もありえる。
牡馬換算なら57.5~58キロ。

確かに牝馬同士とはいえ、
この斤量を背負うレースはちょっと避けたいところだ。


思い当たること2)

マーメイドSは内回りでコーナーが4つ。

ある程度の器用さが求められる阪神内回りは、
大外一気が最大の武器であるルージュバックにとって
決して有利とは言い難いコース。

得意コースで無い上に、
それなりの斤量を背負う競馬なんて
リスク以外の何物でもない。

それなら同週の実績ある東京で牡馬と走らせた方が
「無難」だという判断になるのも決して無理な話ではない。
しかも54キロで走れるわけだし。


思い当たること3)

エプソムカップのメンバーも軽い。

イキの良さそうな牡馬勢も
今回は何らかの「爆弾」を抱えているケースが見受けられる。

全く崩れない安定感抜群のフルーキーが58キロ、
4歳で勢いのあるアルバートドックは左回りで全く実績なし、
ロジチャリスは初の古馬重賞挑戦、
ラングレーは重賞ではもう一歩足りない。


これらの事実を踏まえれば、
ルージュバックのエプソムカップ参戦は納得がいく。
非常に納得がいく。


既に本命として扱っていいレベルな気もしないではない。

これまでルージュバックには
あの伝説のきさらぎ賞で「○」を打って以降、
「△」か「無印」ばかりで、
あまり評価をしてきていなかったけど、
(だから凱旋門賞が云々って言われてた頃は笑ってた)

今回ばかりは見直してもいい気がする。

内枠に入れば馬券を買ってみたいけど、
大外一気するんなら枠は関係ないか(笑)

とにかく週初めとしての本命候補はルージュバックだ。


・・・そういえば、
今回唯一の逃げ馬になりそうな
マイネルミラノは誰が乗るんだろう?


内枠に入ったらちょっとした脅威だし、
雨が降ったらもっと怖いし、
マイネル軍団のエース柴田大知が乗るんなら買いたい。


乗り役は誰だろう・・・カタカタ・・・

マイネルホウオウ 丹内
マイネルミラノ  柴田大

ほう・・・マイネルさん的には勝負気配なのは
マイネルミラノなのね。

マイネルホウオウに松岡正海騎手じゃなくて、
丹内騎手が乗るのは、前走の論功行賞かな?

もしかしたら天候と枠次第では
マイネルミラノ
本命の可能性もある事だけ示唆しておきます。

このコラムを書いた予想家

江戸川乱舞
走らない馬から決めていく独自の的中方法“逆走競馬予想”であたり馬を引き当てる、競馬スピリッツ専属の予想家「江戸川乱舞」。
過去の傾向なども加味した総合的な見解と、いち競馬ファンとしての純粋な視点も忘れないロマン派予想家。 得意な予想スタイル:単複・ワイド・三連単 など

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