2016-04-19 若い馬たちに期待するレース－マイラーズカップ－

これならフローラSの方が
馬券が荒れて面白いかもしれないな～。


率直にそんな想いに駆られてしまった。

正直、ここ何年かのマイラーズカップの中でも
ダントツに地味なメンバーな気がする。

当然、昨年優勝馬のレッドアリオンはいるし、
この路線の常連エキストラエンドや
ダノンシャーク、クラレントの名前があるけれど、
もうなんだか見慣れてしまって新鮮味がない。

当然、京都の外回り1600mと言われれば、
ディープインパクト産駒を買いたくなるけれど、
さすがに常連過ぎて、今更ドヤ顔で買いづらい（笑）

ダノンシャークなんて、
ディープインパクト初年度産駒だし、

エキストラエンドだって、
健闘はしていると思うけれど、
さすがに衰えは隠せない。

クラレントももう7歳だし、
馬券を買う側としてももう食傷気味だ。


既にこのマイル路線は
モーリスという確固たる主役が存在するし、
どうせなら勢いのある若い馬から入りたい。

フィエロも人気を集めそうだけど、
騎乗予定だったデムーロ騎手が騎乗停止、乗り替わる事態に。

裏開催にオークストライアル・フローラSもあって、
一流どころで空いている騎手が週初めの段階では不在。

相応の割引は必要なんじゃなかろうか。

今後のローテーションを考えて、
是が非でも賞金加算をしたい若めの馬から入るのが、
今回ばかりは非常に有効な気がしてならない。


中でも注目しているのは4歳馬の
アルバートドックとダノンリバティ。

アルバートドックは前走の中日新聞杯で
18着に敗れたものの、
1コーナーで不利を受けて、
無理をさせなかっただけの話。

末脚は元々確かだし、
京都芝は＜2.1.2.1＞と得意にしている条件。

他の馬に人気を譲るようなら、
馬券的な妙味も十分だ。

それにダノンリバティも触手が伸びる。

ダートを使っているので、
スピードよりもパワー型の印象もあるが、
週末、馬場が渋るようなら一気に台頭してきてもいい。

過去に33.1秒で上がってきた事もあるので、
切れる脚もある。

乗り役の松若騎手も勢いがあって良い。
2度目の重賞タイトルはここではないか。

おそらくこの2頭のどちらかから入ることになると思うが、
心のどこかでケントオーの一発に怯えている自分がいる。

前述した2頭と同い年の
ケントオーが馬券に絡むのであれば、
大型回収が実現できそう。

複勝だけでも抑えておこうかな・・・。