今週のメインレースを江戸川乱舞が大分析! レース考察

2015-11-24 日本馬は弱いと噂になっているレース-ジャパンC-

「今年の日本馬は弱いと欧州で噂になっている」

誰が言ってたか忘れてしまったけれど、
どうやらヨーロッパでは
今年はジャパンカップに勝てるかも、と
結構期待されているようだ。

実際、凱旋門賞2年連続2着の
フリントシャーが来るかもって話になってたし、

欧州最強とは言い難いものの、
イトウイラプトトリップトゥパリス
ナイトフラワーの4頭がジャパンカップに参戦する予定。

外国馬の参戦がない年は
「馬場がー」「検疫がー」と
様々な理由を並べられるけど、
結局は「日本馬が強いかどうか」が最大の要因で
要するに日本に来て儲かる可能性が高いかどうかという事が
外国馬を呼べるかどうかの分水嶺になるということだ。

実際問題、今年は4頭の外国馬がやってきたし、
パリ大賞典を勝ったイラプトや
ゴールドカップを勝ったトリップトゥパリスなど
顔ぶれも例年に比べればかなり豪華。

確かにここ数年の日本馬のレベルを考えれば、
今年は外国馬にもチャンスがありそうだけど、
日本勢には、ようやく府中の高速馬場挑戦に
重い腰を上げたゴールドシップがいる。


今年は例年に比べ
府中は時計がかかる傾向にあるから、
ノーチャンスとは思わないけど、
やはり古馬になってから府中で実績がないのは不安要素。

多少の割引は必要でしょうね。

ただ不思議な事に(?)
ゴールドシップの東京芝2400での持ちタイム2.24.0は
ワンアンドオンリー(2.24.2)ラブリーデイ(2.24.7)よりも
早いのもまた事実。

2012年のダービー(5着)の時のものではあるが、
覚えておいて損はない事実かもしれない。

とはいえ、やはり今の充実ぶりを考えれば、
今年のラブリーデイは無視できない。


今年すでに9戦目。

疲れが出ないのか心配だが、
天皇賞・秋の後も迷わず今回のジャパンカップに
登録してきたくらいだから状態は悪くないのだろう。

実績的にも能力的にも堂々の日本馬の大将格ではある。
軽視するのはかなり危険だろう。

そして今回エリザベス女王杯ではなく、
こちらへ照準を合わせてきたミッキークイーンにも要注意。


3歳牝馬は53キロでこのレースに出走できる決まりだが、
過去5年で3歳牝馬でジャパンカップに出走してきた日本馬は

2012年 ジェンティルドンナ 1着
2013年 デニムアンドルビー 2着
2014年 ハープスター 5着

と、かなり好成績を残している。
サンプルは少ないけれど、連対率は66%。

5着だったハープスターが3着のスピルバーグと
タイム差が0.1秒差だったことを考えれば、
ミッキークイーンも十分信用して良さそうだ。

ジェンティルドンナは三冠牝馬だったが、
5着ハープスターは桜花賞、
デニムアンドルビーに至ってはオークス3着と無冠。

牝馬二冠のミッキークイーンは
ジェンティルドンナには格で負けるが
ハープスターやデニムアンドルビーよりも格的には上。

ジェンティルドンナはオルフェーヴルを始め、
個性的な2010年クラシック世代を敵に回しての勝利だった訳だから、
「日本馬は弱い」と欧州で噂になる今年のレベルなら
あっさり勝ち切ってしまうシーンもありそうだ。

そういえば2010年クラシック世代といえば、
ペルーサもジャパンカップに出走予定。

正直、天皇賞・秋よりも今回のほうがチャンスがある気がする。

複勝だけは抑えておいても良さそうな気配。
ペルーサを穴馬と睨んでいるのはここだけの秘密だ。

このコラムを書いた予想家

江戸川乱舞
走らない馬から決めていく独自の的中方法“逆走競馬予想”であたり馬を引き当てる、競馬スピリッツ専属の予想家「江戸川乱舞」。
過去の傾向なども加味した総合的な見解と、いち競馬ファンとしての純粋な視点も忘れないロマン派予想家。 得意な予想スタイル:単複・ワイド・三連単 など

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