今週のメインレースを江戸川乱舞が大分析! レース考察

2015-07-07 ニジンスキーに頼るレース-七夕賞-

年に一度、天の川で織姫と彦星が出会う七夕。

どういう経緯で年に一度しか会えなくなったのか、
ロマンチックな話は既に忘れてしまったけれど、
七夕は年に一度しか2人が逢えない貴重な機会だ。

そしてこの時期に行われる福島の名物重賞の七夕賞も
年に一度しか使えない(?)秘密の激走条件がある。

激走条件のキーワードは
「ニジンスキー」ということ。

血統に関するコラムではないので、
詳しくはここでは扱わないけれど、
とにかく「七夕賞はニジンスキー」がこのレースの定石。
(詳しくは過去の七夕賞関連の記事を見て下さい)

14年 メイショウナルト  5番人気
13年 タガノエルシコ   14番人気
12年 アスカクリチャン  14番人気
11年 イタリアンレッド  7番人気
       タッチミーノット  2番人気
10年 ドモナラズ     11番人気
       アルコセニョーラ  6番人気
   
過去5年だけ振り返っても、
「ニジンスキー」を抱える馬だけで
これだけの穴馬が毎年激走している。

過去を振り返れば、
もっともっと穴馬が出てくるけど、
とにかく「ニジンスキー」への信頼度は非常に高い。

今年もニジンスキーの子孫を大きく信頼するレースだ。

ヴィクトリースター
グランデスバル
トラストワン
フィロパトール
ブロードスター
マイネルディーン
マデイラ
メイショウナルト
ユールシンギング

今年は9頭の大穴候補がいる。

抜けた軸馬が不在のメンバー構成だけに、
例年以上の大波乱になる可能性は十分。

過去5年間での三連単平均配当は約2500倍。

どんなに人気のない馬でも
ニジンスキーを抱えているなら
無視はできない。

そしてもう一つ重要な要素なのが「内枠に入ること」。

一昨年の七夕賞で◎としたタガノエルシコは14番人気。
複勝で10.1倍もついた大穴馬。

この馬を◎にした大きな理由は
ニジンスキーを持っていただけでなく、
内枠(1枠2番)に入ったこと。

小回りコーナー4つでは
どの枠に入るかが圧倒的に大きな要素となる。

昨年は宝塚記念を制したラブリーデイを先物買いしていたが、
外枠(8枠15番)が仇となったか6着に敗れてしまった。

ラブリーデイはニジンスキーを抱えていたし、
ニジンスキー並にこのレースと相性がいい
ミスタープロスペクターも抱えていた。

(実はミスプロを抱える馬もこのレースで激走している)
内目の枠なら、もっと違った結果になっていたのではないか?

ちなみにミスプロを抱えている馬は

ゲシュタルト
ステラウインド
ゼンノルジェロ
トラストワン
バーバラ
ブロードスター
マデイラ

と、こちらの方がニジンスキーを抱える馬よりも穴馬が多い印象。

いずれにせよ、ここまでに名前が出てきた馬は
七夕賞の慣例的に馬券に絡む権利があると見ていい。

人気の有無はもちろん関係ないし、
重視するとすれば、各馬の背負う斤量と枠だけ。

ここで血統・枠・斤量に重点を置いて
本命を決定する方向性は定まった。

この中から本命を出す作業がまた大変なのだが、
今のところは福島で<1.0.2.0>と相性のいい
マイネルディーンを考えている。

レコンダイト・グランデッツァあたりが人気を集める公算が高く、
馬券的な妙味も十分ある。

このコラムを書いた予想家

江戸川乱舞
走らない馬から決めていく独自の的中方法“逆走競馬予想”であたり馬を引き当てる、競馬スピリッツ専属の予想家「江戸川乱舞」。
過去の傾向なども加味した総合的な見解と、いち競馬ファンとしての純粋な視点も忘れないロマン派予想家。 得意な予想スタイル:単複・ワイド・三連単 など

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