今週のメインレースを江戸川乱舞が大分析!
レース考察
2014-11-25 今年一番盛り上がるレース-ジャパンカップ-
おそらく2014年の競馬を振り返っても、
国内のレースでこれほどまでに盛り上がるレースはもうないかもしれない。
日本競馬で最も層の厚い中長距離路線のトップホースが
一堂に会するジャパンカップは間違いなくこの秋冬競馬のハイライト。
来年から賞金が3億円に引き上げられるジャパンカップは
最もJRAが世界に売り出したいレースだ。
一般ファン向けには暮れの有馬記念があるけれど、
(有馬記念は世界で一番馬券が売れるレース)こっちは国内興行向け。
世界に「ジャパン=日本」の冠を付けたレースを売り込むことで
一流馬の参戦を促すのが狙いでしょう(だから賞金を上げた)。
つまりこっちは国外向け興行。
今年はカナダから1頭、ドイツから1頭、アイルランドから1頭。
特にアイルランドから来たトレーディングレーザーは
昨年のアイルランドダービー馬。実績ならこの馬でしょうか。
アイヴァンホウは今年のバーデン大賞馬で
凱旋門賞有力候補だったシーザムーンを破ったお馬さん。
カナダからのアップウィズザバーズもジャマイカHを勝ったG1馬。
こちらも久々の10文字馬で昔聞いたことがあるジャパンカップの攻略法に当てはまる馬。
ちなみにジャパンカップの攻略法は、
3文字以下か10文字以上の海外馬が馬券に絡むというモノ(?)
江戸川が競馬を見始めた小学生くらいの頃に
さかんに(近所の一部で)叫ばれていた馬券攻略法。
小学生ながら「ほんまかいな」と大人を信用していない
可愛くない子供だったけど、
たしかに振り返れば、ジュピターアイランド、
ベタールースンアップ、ランドとジャパンカップを勝ったし、
未だにネタにされる「ストラテジックチョ」でお馴染みの
96年のストラテジックチョイスも10番人気3着。
今なら三連単が高配当になる波乱を演出したであろう馬だ。
この攻略法を真っ正直に受け取れば、
トレーディングレーザーもアップウィズザバーズ怖い存在。
ただ、この攻略法はすでに賞味期限切れの可能性が高いのも事実。
11年のカルティエ賞最優秀古馬・シリュスデゼーグルを始め、
何頭も10文字以上の馬がジャパンカップに参戦したけれど、
ここ10年以上馬券になっていないし、そもそも外国馬で馬券になったのも、
06年のウィジャボードが最後。
日本馬のレベルが格段に上がったことで、
外国馬が簡単に馬券に絡めなくなっている現状を考えれば、
外国馬は無視でOK。(前置きが長くなってしまった…)
焦点は史上初のジャパンカップ三連覇を
達成するかどうか注目のジェンティルドンナと
凱旋賞6着の怪物少女・ハープスターとの対決。
そこに参戦する世界1位のジャスタウェイと、まさに三つ巴の様相。
今年のダービー馬VS皐月賞馬の再戦とか、
フェノーメノがルメールから岩田騎手に替わったとか、
トーセンジョーダンが4年連続ジャパンカップに参戦するとか、
まったく盛り上がっていない。
とにかくジェンティルドンナVSハープスターの新旧女王対決。これが最大の関心事。
ラキシスは不在だけれども、
こっちがほんとのエリザベス女王杯じゃないかってくらいの雰囲気。
そこに世界一位のジャスタウェイがどう絡めるかが、本命党の皆さんの関心事。
ハープはやっぱり距離は長いやろ派 = ジェンティルドンナが本命
ジェンティルは既に衰えた派 = ハープスターが本命
凱旋門賞上手く走ってた派 = ジャスタウェイが本命
きっと、本命党の皆さんはこんな考え方じゃないでしょうか。
逆に穴党の皆さんは、
鞍上強化やで = エピファネイア
鞍上戻ったで = イスラボニータ
典さんは天才 = ワンアンドオンリー
きっとこんな感じでしょう。
このレースでタマモベストプレイやヒットザターゲットを
本命で狙う人は超大穴党だと思うし、自分にはできない芸当。
「じゃあ、江戸川さんの本命はなんですか?」
と、聞かれれば、雨模様の東京の空の下でレース考察を書いている身としては
今のところ「ハープスター」と答えてしまいます。
凱旋門賞もいろいろ懸念されていた長い芝も克服したし、
何より53キロで走れるのは大きい。
ジェンティルドンナと2キロ、ジャスタウェイと4キロも違う。
最近の傾向を見ても牝馬が有利な事は間違いないし、
スローペース濃厚な今回のメンバー構成なら、
瞬発力のあるハープスターを買いたい。
Cコースとはいえ、内側は割と荒れていた東京の馬場を考えても、
大外一気を決め込む(であろう)ハープスターの魅力は絶大。
しかし…今のところ、もう一頭狙っている馬がいます。
その馬こそ、このレース最大のダークホース。
それが・・・
___SILVER___
昨年2着のデニムアンドルビーです。
昨年は軽量を活かして2着、
近走不振なだけに人気はないと思いますが、
前走の天皇賞・秋を見ても、
直線の半ばを過ぎたあたりまで前は壁。
真っ当に追い出せたのはラスト1Fのところ。
「前走は参考外」とは言いませんが、
確実にタイトルを取るならエリザベス女王杯を目指していたはずですが、
はやくからジャパンカップに参戦の意思を示していただけに、
陣営も自信があるのでしょう。
前回の天皇賞が叩きなら上積みもあるでしょう。
距離も長くなるので、
団子状態のまま直線に入ることはないはず。
もしかしたら、
「牝馬同士で決まってしまうかもしれないレース」と
勝手に思っていたりもしますが、
牡馬なら超絶鞍上強化のエピファネイアに白羽の矢を立てています。
って、こっちも角居厩舎か・・・。
とにかく牝馬と関西馬に頼るジャパンカップになりそうです。
このコラムを書いた予想家
江戸川乱舞
走らない馬から決めていく独自の的中方法“逆走競馬予想”であたり馬を引き当てる、競馬スピリッツ専属の予想家「江戸川乱舞」。
過去の傾向なども加味した総合的な見解と、いち競馬ファンとしての純粋な視点も忘れないロマン派予想家。
得意な予想スタイル:単複・ワイド・三連単 など
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