2014-11-18 ﾃﾞｨｰﾌﾟ産駒－ﾐｯｷｰｱｲﾙ＝？？？－マイルＣＳ－

秋のＧ１戦線は重賞未勝利馬が連勝中だと話題になっている。


スプリンターズＳ → スノードラゴン
秋華賞 → ショウナンパンドラ
天皇賞・秋 → スピルバーグ
エリザベス女王杯 → ラキシス


ということは、今回のマイルＣＳも
重賞未勝利馬を買えばいいんじゃないかと思い立った安易な江戸川さん。
どれだろう・・・と思って出馬表を見ていたら、分かりやすい重賞未勝利馬を発見。

「フィエロ」か・・・。
久しくＧ１勝ちのない金子オーナーの秘蔵っ子。
マイラーズＣ２着・スワンＳ３着と実績も十分。
今秋吹き荒れている重賞未勝利馬旋風にピタッとあてはまるお馬さん。


先週のレース回顧でもチラッと書いたけれど、
「ディープインパクト産駒を狙い撃つ」と宣言していた部分にも合致する。


じゃあ、本命はコレで・・・とそんな簡単に話は終わらない。
実は今年のマイルＣＳはトーセンラーとワールドエースだけ買えば
勝手に当たると考えていた部分があるから、
江戸川的には「重賞未勝利馬旋風」がことのほか厄介。


武さんちの庭である京都専用機・トーセンラー と
ダービーを勝っていてもおかしくなかった逸材のワールドエース。
ともにディープインパクト産駒でマイルより上の距離でも実績がある。
まさにここでしか買えない組み合わせだ。


この２頭からエキストラエンドとダノンシャーク、
そしてフィエロあたりの馬券を買えば当たる・・・んじゃないか。
もうほぼ、この方向で馬券は考えている。


京都外回りで抜群の実績を残すディープインパクト産駒だし、
変に逆らわなくとも、ディープンインパクト産駒はマイルＧ１を勝ちまくっている。
なんだ非常に簡単なレースじゃないか。


ディープインパクト産駒でもミッキーアイルの馬券を買わなければ、
点数も抑えられて、それなりの配当もつくだろうし。



え？「なんでミッキーアイルを買わないのか？」だって？
これには根拠がある。


ミッキーアイルが４、５番人気なら買ってた。
間違いなく買ってた。


でも想定オッズでトーセンラーと張り合うあたりのところまで
支持されているのなら買えない。
そもそも安田記念の体たらくを見る限り、まだ半信半疑だ。


え？「スワンＳ勝ったじゃないか！」だって？
あのレースはマイルよりも１Ｆ短い1400ｍに加えて、メンバーも今一つな印象。

それに比較的楽に逃がしてもらえた感じもある。
斤量面では１キロ軽くなるけれど、それでもどこまで戦えるだろうか。



え？「それでもミッキーアイルは強いと思う」だって？
いや、もうそれは好きにしてください、あなたのお金なので（汗）


個人的には外枠に入ったら馬スピ特報では印をつけないつもり。
あからさまな前残りの馬場じゃなければ、ミッキーアイルは
当日でも馬券は買わないというスタンスでいるつもりでおります。


なぜかというと、
ちょっと狙ってみたいお馬さんがいるからです。
人気の馬に割くお金なら、どうせなら穴を狙いたい。


基本はディープインパクト産駒だけ買えば
どうにかなるんじゃないかと思っているけれど、
あえて狙ってみたいという気にさせるのが・・・


___SILVER___


グランデッツァとタガノグランパです。
グランデッツァは前走、久々だった毎日王冠で５着と善戦。


ゴールドシップと同期で、こちらもワールドエースと同様、
ダービーをとれていてもおかしくなかった逸材。


春に都大路Ｓで勝っており、京都の馬場適性も証明済みで、
なかなかのメンバーが揃っていた毎日王冠で0.3秒差の５着なら、
メンバーの手薄なマイル路線ではかなり胸を張れる実績。


ディープインパクト産駒に有利なコースといえども、
アグネスタキオン産駒も京都はかなり実績を積んでおり、
血統面で比べてもディープ産駒と比べてそん色ない。
ワンチャンスはあるはずだ。


それにミッキーアイルに印をつける流れに万が一なるとしたら、
ダービー・菊花賞で４着の３歳馬タガノグランパも無視できない。


久々のマイルだけど、春先に1400ｍのファルコンＳを勝っているし、
距離の融通もかなり利くタイプ。


長い距離から短い距離ならシフトは容易で、
コンビの長い菱田騎手となら、うまく対応できるはず。
狙って損はないだろう。


つまり今年のマイルＣＳは
トーセンラーとワールドエースを中心にした堅めの馬券と、
枠順を見ながらミッキーアイルの取り捨てを考えながら、

あわよくばグランデッツァとタガノグランパでちょっとした穴を狙う
バランスのとれた構成で勝負する予定でございます。