2014-11-11 １年かけた大穴を狙うレース－エリザベス女王杯－

先週のアルゼンチン共和国杯のレース回顧でも書きましたが
エリザベス女王杯で大穴を狙っております。

本音を言えば、競馬スピリッツの会員にも存在を教えたくないくらいの馬。
江戸川的には超極秘情報。トップシークレットなのであります。

「この極秘情報を希望される方にだけ10万円で・・・」と
売ることも考えてみたけど、さすがに江戸川的に道徳に反すると思うので、

競馬スピリッツの会員になった人だけには公開する格好になりそう。
（そもそも馬スピ特報は無料で全員見れるけれど）

その馬の話は後半で。
なんせ１年もかけて注目してきた馬なわけですから。

つまりこれから挙げる馬は相手馬ばかり。

たぶん、これから列挙する馬を
ＢＯＸで買った方が当たりやすいかもしれないし、
大人の事情でそちらを推奨した方がいろいろ都合がいいのもわかる。

江戸川さんのように伊達と酔狂を持ってして
エリザベス女王杯で大穴を狙う必要はないので、

これを読んでいる方は冷静な目でエリザベス女王杯を
見てもらった方が無難だと思います。

さて、とにかく、ヌーヴォレコルトは押さえなきゃいけないでしょう。
秋華賞はわずかに届かなかったけれど、

インコースをうまく立ち回ったショウナンパンドラに対して、
ヌーヴォレコルトは外に持ち出すロスに加えて、
直線の短い京都内回りに泣かされた感。

今回は外回りになって直線も長くなれば逆転の可能性は十分。

そもそも３歳世代のエースなわけですし、
古馬と比べて２キロも軽いのでチャンスは十分。

それにメイショウマンボも巻き返しは必至。

男馬と対戦する時は牡馬特有の威厳たっぷりの雰囲気に圧倒されて、
実力を発揮できないけれど、牝馬同士なら強い。

普段は「ちょっと男子ーっ！！掃除してよ！！」とクラスの男連中にも
ズバズバ注意しまくる学級委員長の陰に隠れがちだけど、
実は女子連中の間だと、学級委員長を軽く上回る人望と権力を持っているタイプ。

そう、高校の時同じクラスだった藤本さんみたいな感じだ。

「誰だよ」というツッコミはごもっとも（反省）だけど、
メイショウマンボは古馬と対戦するようになった昨秋のエリザベス女王杯から５戦。

エリザベス女王杯 １着 （牝馬限定）
産経大阪杯 ７着
ヴィクトリアマイル ２着 （牝馬限定）
宝塚記念 11着
京都大賞典 10着

戦績を振り返ると、女馬同士では連対するけど、男馬と走ると惨敗。
典型的な藤本さんタイプだ。

つまり牝馬限定戦の今回は当然買えるし、
叩いて良くなるタイプなだけに上積みも期待できる。

ただ、メイショウマンボとは対称的に牡馬相手にも
善戦してきた馬がいるのも今年のエリザベス女王杯の特徴。


今年新潟で行われたオールカマー組のラキシス（２着）とアロマティコ（５着）。

この２頭、着順は離れているように見えるけれど、
今年新潟で行われたオールカマーでタイム差は無し。

ともに勝ち馬のマイネルラクリマから0.1秒差だけに
牝馬同士なら能力が高いのは間違いない。

しかも、今秋のＧ１は随所で触れられているように


スプリンターズＳ スノードラゴン → 重賞未勝利
秋華賞 ショウナンパンドラ → 重賞未勝利
天皇賞・秋 スピルバーグ → 重賞未勝利

重賞未勝利馬がＧ１を勝っているというジンクスが。

ラキシスとアロマティコはともに重賞未勝利。
京都コースに強いディープ＆キンカメ産駒だけに血統的にも無視はできない。

しかし、京都コースに強いのは
ディープインパクトとキングカメハメハだけではありません。

そう江戸川が１年かけてこのエリザベス女王杯で狙ってきたのが・・・


___SILVER___


ハーツクライ産駒のコウエイオトメです！！

このお嬢さんは、京都で【１・５・１・９】と勝ち鞍は少ないものの、
連対率は37.5％、複勝率は43.8％とかなり高い数値。

前走の京都大賞典ではスローペースに泣かされながらも、６着。
メイショウマンボ・フーラブライドを抑え、牝馬最先着。

５か月半の休み明けを叩いて臨むエリザベス女王杯は上積みも十分で、
この中間も連日のように坂路をバンバン登っています。

過去10年を振り返っても、最後にちゃんと脚を使える馬が
馬券になっているのが今週のエリザベス女王杯。

近３走は直線の長いコースで
牡馬相手に真っ向から末脚勝負を仕掛けてきました。

着順は目立つものではありませんが、牝馬同士なら相手も楽になり、
パフォーマンスが上昇することに間違いはありません。

今年のハーツクライ産駒は東京で17勝、京都で13勝と上々の成績。
遅咲きの６歳牝馬に大穴の夢を託してみるつもりでおります。

このコースの持ちタイムで言えば、
ホールキャプチャに次ぐ２番手の数字の持ち主であることも見逃せません。

コウエイオトメと同様、３歳馬ヌーヴォレコルトを抑えにしつつも、
ホエールキャプチャ、ヴィルシーナあたりの古馬牝馬を相手の中心に添えつつ、
ラキシス・アロマティコで１００万馬券を狙う江戸川さん。

今から楽しみで仕方がないのであります。