今週のメインレースを江戸川乱舞が大分析! レース考察

2014-10-21 クラシック戦線の異常を利用するレース-菊花賞-

秋のクラシック戦線に異常が起こっている。
これまでの慣例的な考え方が通用しなくなった感がある。


きっと過去のデータで競馬を予想する人にとっては
絶対本命で買えない馬が勝ってしまった。


先週の秋華賞でショウナンパンドラが勝ってしまった。

2000年から秋華賞の前哨戦として施行されてから、
1度も紫苑Sから勝ち馬を出したことがなかったのに
紫苑Sから初勝利・初連対を飾ってしまった。


そこまでデータを重視する方ではないけれど、
江戸川もビックリ仰天の結果だ。

とはいっても3番人気だったわけだから、
競馬ファンはいいところを見ている。

ということは、今年の菊花賞も異変が起こるかもしれない。


順当に考えれば、データの上から考えれば、
神戸新聞杯組が優勢であることに間違いはない。

秋華賞でも紫苑SよりもローズSを使った馬の方が、成績がいい。
それと同様に、菊花賞も神戸新聞杯を使った馬の方が圧倒的に成績がいい。

最近だと、オルフェーヴル、ゴールドシップ、エピファネイアと
3年連続で菊花賞勝ち馬を出しているし、
ディープインパクトだってビワハヤヒデだって、
神戸新聞杯から一気に菊花賞を制した。

ということは、今年の神戸新聞杯組、つまり優勝馬のワンアンドオンリー
菊花賞最有力候補であることは間違いない。

と、思って予想オッズみたら1番人気になっていた。そりゃそうか。


しかし、秋のクラシック戦線に異常が起こっている、と冒頭に書いたように
その異常の余波は菊花賞にも押し寄せてきそうだ。

どんな異変を江戸川が予期しているかというと、それは「セントライト記念組の逆襲」だ。

今年は中山競馬場の工事の関係で新潟で振替開催された。
普段なら中山1800mという紛れの多いコースでやっている紫苑Sが
新潟2000mという紛れどころか実力が試されるコースに替わって施行された。

その途端にその紫苑Sで2着だったショウナンパンドラが
過去のデータを覆し秋華賞を優勝した。

今年のセントライト記念も中山2200mから新潟2200mと舞台が替わった。
そのせいか例年よりもハイレベルなメンバーが集まったセントライト記念だった。
それを考えれば、今年のセントライト記念組は要注意だ。

先週のショウナンパンドラの例があるだけに
軽視してると江戸川さんのように痛い目に遭う。


ただ今年はイスラボニータがセントライト記念を勝ったものの、
菊花賞ではなく天皇賞・秋へ向かうとの事。

つまり逆襲を期するセントライト記念組の総大将は
イスラボニータに続く2着だったトゥザワールドということになる。
こちらも菊花賞有力候補であることは間違いない。

と、思って予想オッズみたら2番人気になっていた。そりゃそうだ。
江戸川の気づけるくらいの事は既に誰かが気づいているはず。
だったらこの2頭以外の穴馬を見つけるしかない。

例年こういう長丁場のレースは長距離血統の馬が穴人気するのが常。

個人的にもゴールドアクターは気になっているし、たぶん馬券は買う。
抽選を突破すればチチカステナンゴ産駒のシャンパーニュ
ステイゴールド産駒のアドマイヤランディ
「ディープインパクト×ストームキャット」のニックスを持つサトノアラジンも面白そう。

しかし、江戸川さんはセントライト記念組の逆襲を恐れているし、
そのセントライト記念組から穴馬を見つけてしまいました。


長距離と言えば、この馬を忘れてはいけません。
その馬とは・・・



___SILVER___



長距離のメジロ牧場の末裔・レイクヴィラファームが生産したショウナンラグーン

「シンボリクリスエス×マンハッタンカフェ」という配合もさることながら、
母系は今や姿を消したメジロ牧場の宝といえるメジロドーベルの孫であり、
メジロ牧場の隆盛を支えたメジロボサツの末裔。

それにスローペースになりがちな菊花賞に大切なのは
しっかり折り合えることと、切れる末脚があること。


ショウナンラグーンは祖母・メジロドーベル同様、
デビュー時から吉田豊騎手が跨っているから息も合っているはずで、
今更レース中に折り合いを欠く事も考えづらく、
他のテン乗りコンビよりもそういう意味で信頼できるのは魅力。

それに最後の直線での瞬発力も魅力の一つ。

鮮やかに差し切った青葉賞のイメージもいいものがあるけれど、
ダービーは上がり最速で6着、セントライト記念は上がり3番目で8着と
着実に速い脚が使えるのは菊花賞では大きな魅力。

内枠に入りながら大外をぶん回す競馬で結果が出ていないので、
人気落ちの今回は狙い目。

外枠に入ったら、下る坂の勢いで捲っていけばいいし、
内枠に入ったら4コーナーでぽっかり内側が空く京都の特性を生かした競馬をするだけ。

上手くハマれば、ショウナン軍団2週連続のG1制覇だってあるかもしれない。

先週のヌーヴォレコルトの例だってあるのだから、
ワンアンドオンリーを絶対視せず、ショウナンラグーンの激走にも期待しよう。


と、想定人気10番人気のショウナンラグーンを見て、ワクワクしております。

このコラムを書いた予想家

江戸川乱舞
走らない馬から決めていく独自の的中方法“逆走競馬予想”であたり馬を引き当てる、競馬スピリッツ専属の予想家「江戸川乱舞」。
過去の傾向なども加味した総合的な見解と、いち競馬ファンとしての純粋な視点も忘れないロマン派予想家。 得意な予想スタイル:単複・ワイド・三連単 など

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