2014-06-10 ２年前にヒントがあるレース－エプソムＣ－

2012年のエプソムＣで
トーセンレーヴ→ダノンシャーク→マイネルスターリーで
三連複４万、三連単で１４万もつくような馬券を当てたのはいい思い出。

あのときはレース自体は晴れて良馬場で行われていたわけですが、
レース前まで降り続いた雨の影響でコースの内側がすごく荒れていました。

先週の安田記念のように雨で馬場も不良というよりは、
当時のレースは良馬場とはいえ見た目以上にパワーが必要な馬場状態でした。

最後の直線では各馬大きく外を回していましたしね。
結果は１番人気－２番人気－１５番人気で決着。

パワーの必要な洋芝で実績がある
マイネルスターリーが逃げ粘って波乱を演出。

儲かってしまった思い出のあるエプソムＣ。

実はこの話をしたのは、
自分が馬券を当てて「すごいだろ」とか言いたいわけでは無くて、
今年のエプソムＣは２年前のエプソムＣに似ているフシがあるということです。

お話ししたように２年前のエプソムＣは
「レース自体は晴れて良馬場で行われていた」けど
「良馬場とはいえ見た目以上にパワーが必要な馬場状態」でした。

すでにご存じのとおり、関東は記録的な大雨。

「週末にかけても不安定な天候が続く」って
とくダネ！のアマタツさんが言ってたから、きっと不安定な天候。

当然、雨も降るし、雨が止んでも曇りのままかもしれません。

日曜日もパンパンの良馬場にはならないのでは？って考えると、
やっぱりディープインパクト産駒は買いづらい。

先週日曜日もなかなか苦戦していたディープ産駒。

今年出走予定のディープ産駒の有力ドコロは・・・
マーティンボロ、ディサイファ、アーデントあたり。

あらやだ。
本命候補と思っていたマーティンボロ、ディサイファが
いきなりここで減点対象に。

しかしこの２頭。

ディープ産駒というわりには、
母系は重たい馬場もこなせそうな気配もある。
減点分は取り戻せないけど、加点はできる。

減点といえばマジェスティハーツ。

森君初めての重賞勝ちになるのかと思っていたら、
森君自身が海外武者修行中。フランスで国際騎手競走に招かれたらしい。
ラッキーと言うかアンラッキーと言うか。

ただ森君はまだ通算２３勝。
障害競走を除けば、１７勝しかしていない。

基本的に誰がマジェスティハーツに乗っても、
鞍上強化になるから、馬券的には買いやすいのかもしれないけど、

マジェスティハーツからすれば
「おい、森君どこいったんだよ！（怒）」状態かもしれない。

森君じゃないと引っかかるというウワサもあるし、
全幅の信頼はおきづらい・・・という感じ。

流行りのハーツクライ産駒だけど、
不良馬場の菊花賞では１３着だし。
こちらもちょっと当日まで保留。

出走表を眺めてみても
パドトロワとかダークシャドウとか
「使うとこなかったんだろうな」って感じもするし、

ペルーサは「ほんとに走るのか」どうか怪しい。
ゲートが開くまで信用できない。

となると、一撃のニオイがするのはこの馬。
２年前のエプソムＣで大穴をあけてくれたマイネルスターリー的な馬。

それは・・・


___SILVER___

ダノンヨーヨーでしょう！

もちろん、マイルまでしか実績が無いことも知っていますが、

前走の新潟大賞典（2000ｍ）では、
最後方からレースを進め、大外ぶん回して５着。


1600ｍを使われてきてマイラーと言うイメージも強いですが、
府中や京都と言う瞬発力を必要とするコース形態は合っていますし、
牡馬は年齢が上がるとズブくなって距離延長も問題なくなるといいます。

展開に左右される脚質の為、成績は安定はしませんが、
重たい馬場でも実績があり1800ｍも守備範囲です。

仮にパンパンの良馬場になれば持ち前の瞬発力が活かせるでしょうし、
そもそも今回のメンバーはＧ３にしては若干手薄。
一発を期待していいでしょう。

もし馬場が悪ければ、レースに出られれば、という
前提条件が付きまといますが、トーセンジャガーも要注意。

前走（メイＳ）はスピルバーグの強さが目立ちましたが、
トーセンジャガーも時計の速い馬場ながら最後までくらいついています。
時計がかかる馬場になれば一発逆転もありそうです。

良い馬場ならディープ産駒重視、
悪い馬場ならディープ産駒以外を重視。

とにかくこれが基本戦略です。