2014-04-29 印三つで的中を目指すレース？－天皇賞・春－

サンデーサイレンスが日本競馬に大革命を起こしてから２０年。

「ＳＳ旋風」なる言葉も「バブル」という言葉くらい
時代を感じさせるものになりつつある昨今。

もはやビッグレースになればなるほど、
サンデーサイレンスの血が入っていない馬を見つける方が難しい。

そしてその「ＳＳの血」が入っていない馬が
競馬で勝ち切る姿を見るのも、なかなか難しい。

そして今、日本競馬の中で、
ディープインパクトは「ＳＳ旋風」並みの猛威を振るっており、

目下、ディープインパクト抜きで、日本競馬を語ることもまた難しい。

そういう意味では、天皇賞・春に出走する
ディープインパクト産駒であるキズナには分厚い◎を打ちたくなるし、

江戸川乱舞というキャラクターの馬券スタイル上、
◎ならぬ「乱舞印」的な特別な印を打ちたい。

キズナの父：ディープインパクトもまた、
天皇賞・春の勝利は圧巻だった、

今年の秋の凱旋門賞を戦うことを見越すと、
キズナにはここで勝っておいてもらわなければ困る。

馬券云々、的中云々、回収云々と
競馬をやる上では外せない要素もまた重要ではあるものの、

競馬はロマンならぬ浪漫だと思っている江戸川乱舞としては
ディープインパクトが天皇賞・春を圧勝し、

宝塚記念を経て凱旋門賞に向かった経緯と
同じ道を歩むであろうキズナに
８年前のディープインパクトの姿を重ねないわけはない。

乗り役は天才・武豊。

京都は武さんの庭だし、先週の競馬を見ても、
ディープインパクト産駒（キズナ）に勝たせようという
空気があるんじゃないかと、邪推してしまうくらいの高速馬場。

そういう意味ではゴールドシップは買いづらい。
脚が遅い馬は京都では買いづらい。

先行野郎のウィリアムズが乗るとはいえ、
どうも買いづらい、いや買いたくない。

今週のレース考察のタイトルを
「印三つで的中を目指すレース？」としたのには意味がある。

すなわち、

◎キズナ
○？？？
▲？？？

という布陣になるはず、いや、そうしたい。
そうなって欲しい。（自分のさじ加減なんですけど）


キズナの相手として、江戸川が推奨するのは、まさかの穴馬。
いや、この馬が穴馬になってしまうなんておかしい。

そもそも

___SILVER___

ダンスインザダーク産駒のタニノエポレットに
注目が集まらないのはどういうわけでしょうか？




ディープインパクトが
革命児・サンデーサイレンスの代表産駒なら、

ダンスインザダークはサンデーサイレンスの初期代表産駒。

それだけでなくダンスインザダークは
ザッツザプレンティ、デルタブルース、スリーロールスという
３頭の菊花賞馬の父。

タニノエポレットもそうなるはずであったものの、
賞金が足りず、菊花賞は除外。

紆余曲折を経て、ついに天皇賞・春の舞台に立つわけです。

「ダンスインザダーク×ジェネラス」なんて、
長距離以外どこを走るんだっていうくらいの長距離血統。

叔父にタニノギムレットがいる
名門カントリー牧場の英知を集めた血統。

この舞台以外でいつ買うんだろうというくらいの馬です。
穴は当然コレ。○ですね。

まぁこの印の配置は競馬スピリッツファンなら気づいたはずで、
とりわけ江戸川ファンなら
もうタニノエポレットが出走確定した段階で
「重たい印」をうつことは読めていたでしょう。

全国に３人はいる江戸川ファンの皆さんの期待は裏切りませんよ（笑）

で、本題。

▲が気になる人も多いかとは思いますが、
ここに入れるのはウインバリアシオンの予定でした。

ただ、岩田騎手が騎乗停止。

乗り替わりは苦にしない馬ですが、
騎手次第では考え直したいところ。

今のところは、アドマイヤラクティ、フェイムゲーム、アスカクリチャンを考えています。

「印三つで的中を目指すレース？」とか言っておきながら、
結局はいつも通りの感じに落ち着いてしまいそうな雰囲気です。