今週のメインレースを江戸川乱舞が大分析! レース考察

2014-04-15 江戸川を信じるか、中の人を信じるかのレース-皐月賞-

ハープスターの強さが際立った桜花賞の余韻が
醒め切らないまま迎える皐月賞のレース考察の原稿書き。

この原稿を書いているのは火曜日の午前中。

ちょくちょく皐月賞出走馬の情報が
出てきている時間帯ですがやっぱり物足りない。

そう、物足りないのはきっとバンドワゴン出走回避のせい。
本命にしようと思っていた馬だったので、回避は残念で仕方ない。


あの脚質や馬場は中山では見どころがあったはず。
今はとにかく回復を祈るしかありませんが、
出てくれていたらなぁ・・・。

まぁこのあたりは木曜日のコラムで書くとして、
とにかく今週は皐月賞。クラシックです。

バンドワゴンプレイアンドリアルといった個性派の馬は不在ですが、
なかなかのメンバーが揃いました。

先週の桜花賞をハープスターで制した川田騎手の乗るトゥザワールド。

想定オッズで1番人気にしている媒体も多く、
弥生賞のパフォーマンスを見ても、コース適性に問題があるとも思えず、
関東への輸送も既に経験済み。

最も馬券を買いやすいので、想定1番人気に推されるのもわかります。

そしてそのトゥザワールドに弥生賞で肉薄したのが
典さんのワンアンドオンリー

大レースの時ほど穴をあけてくれるハーツクライ産駒。
橋口調教師の念願であるダービー制覇の期待を一身に背負う馬。
たしかに不気味な1頭ですね。

トゥザワールドが人気するのであれば、
当然この馬も人気を背負います。

人気になりすぎると買いづらいですが、
抑えておいて損はない1頭でしょう。

そして江戸川的には本命にするのは怖いですが、
江戸川の中の人的にはバンドワゴンが居なくなったのと、
先週の中山の芝の変化を見て大きく気持ちが変わったので、
現状で◎をつける予定なのは武さんのトーセンスターダム

先週までは

バンドワゴン
トゥザワールド
トーセンスターダム

だったのですが、

バンドワゴンの回避、そして高速化しつつある
中山の馬場を考えると大きく気持ちが揺らぎます。

輸送がー、脚質がー、展開がー、トーセンがー
と、いろんな要素はあると思いますが、


脚質や展開はへの注文はトーセンスターダムの父である
ディープインパクトの時も結構言われていましたが、
終わってみれば横綱競馬。圧勝も圧勝。

「武豊、三冠馬との巡り合い」
と思わず実況アナウンサーが口走ってしまうほどの圧勝っぷり。

そう、そもそもディープインパクト産駒には
武さんが良く似合うし、知っているはず。
展開とか脚質のことは考えて乗るはずです。

トーセンスターダムはダービー向きと言われていますが、
どうにかしてくれるのではないでしょうか?
実際、武さんはこれまでどうにかしてきたし。

問題は穴馬さがしでしょう。

基本的な戦略としてはトーセンスターダムとトゥザワールドの
馬連・ワイドだけ買っておけば儲かってしまう
と思っていますが、

実際問題としてトーセンスターダムよりもトゥザワールドの方が
買いやすいのは間違いありません。

皐月賞トーセンスターダムに◎を打つのは
高速になりつつある馬場や武さんが乗り役だったとしても、やや怖い。

トゥザワールドから有力馬にワイドを流せば、
そこそこ儲かってしまうはずなので、
馬券的にはそっちの方が賢明でしょう。

心情的には

江戸川乱舞 = ◎トゥザワールド
江戸川の中の人 = ◎トーセンスターダム

といった感じ。(言ってることは無茶苦茶ですが)

トゥザワールドからクラリティシチーイスラボニータ
ロサギガンティアあたりに流せば儲かってしまうのかもしれませんが、
ここまで書いたところで、全く人気のないオイシイ馬を発見。

絶対能力は足りないかもしれない。
そもそも勝負付けが済んでいて、付け入る隙はないかもしれない。

それでもなお、買いたくなる魅惑の1頭。
「なんだ結局人気通りか」で終わってしまいそうな皐月賞ですが、
そんなレースでこそ、夢を見てみたい1頭。

もしかしたら、大万馬券になってしまう、
そんな想いで馬券を買ってしまいそうな馬を発見。

それはまさかまさかの・・・
下手したら、最低人気もあり得るタガノグランパはどうでしょう?

え・・・あ・・・戸惑っていますよね?
「何言ってんだコイツ」的な心境ですよね?
わかります。


短距離馬じゃないか。
ミッキーアイル、ウインフルブルームに完敗しているじゃないか。
そもそも何ですか、その馬?



まぁ、いろいろあると思うんです。


実際、先週のNZトロフィーで
タガノグランパを見かけなかったので、
「あれ?マイルC直行か?」と思っていたのですが、
こっちに回ってきた様子。

それはそうですよね。
クラブ馬ではないオーナーブリーダーの馬。

オーナーからすればようやくつかんだクラシックのチャンスであり、
タガノテイオーで挑めなかったクラシックでもあります。
チャンスがあるなら使いたいでしょう。

そもそもこのタガノグランパ

地味ですが、れっきとした重賞勝ち馬。
中京のファルコンSを勝っているので、実績的にはこの中でも上位。
バスンスシャッセとかよりも人気無いなら美味しすぎます。

問題は距離ですが、ノーチャンスとは思っていません。

キングカメハメハ×スペシャルウィークなので、
2000m自体は血統的には守備範囲でしょうし、

母のタガノグラマラスも現役時代1800mで勝っています。
通算23戦4勝で2着6回と中身も濃い現役生活を送っています。

タガノグランパ自身もクラシックで通用する可能性を秘めています。

昨年末のラジオNIKKEI杯はスタートで出遅れて、
結果は5着ながらも上がりは最速。

その後もシンザン記念では
ミッキーアイル・ウインフルブルームに猛追して3着を確保、
アーリントンCでもミッキーアイルについて行って2着。
ファルコンSではサトノルパンを押し切って優勝。
大きくは崩れていないのが特徴です。

当然このメンバーの中に入れば、展開の助けは必要でしょう。

ですが、その助けも期待できないわけではありません。

弥生賞もスローペースでレースが進むかと思いきや、
トゥザワールドが動いてからレース内容が変わりましたし、

皐月賞も有力馬が多いだけに有力馬同士でけん制しあい、
漁夫の利を得る馬が居てもおかしくありません。

とにかく10回やれば毎回勝ち馬が違いそうなメンバーなので、
一発を秘めた馬券を握っておくのも面白いでしょう。


まぁこれだけ言っておいて、ちゃっかり人気サイドの馬券しか
買っていなさそうな江戸川の姿も想像できてしまいますが。

とにかくクラシック、大一番です。

 

このコラムを書いた予想家

江戸川乱舞
走らない馬から決めていく独自の的中方法“逆走競馬予想”であたり馬を引き当てる、競馬スピリッツ専属の予想家「江戸川乱舞」。
過去の傾向なども加味した総合的な見解と、いち競馬ファンとしての純粋な視点も忘れないロマン派予想家。 得意な予想スタイル:単複・ワイド・三連単 など

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平凡サラリーマンから、独自の「逆走競馬予想」で競馬評論家に転身した江戸川乱舞。
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