2014-03-25 後方一気の関東馬で儲かってしまうレース－高松宮記念－

先月シルクロードＳで大儲けした友人の話を
競馬スピリッツのコラムなどでもしましたが、

その彼が高松宮記念でも儲けさせてくれた
ストレイトガールから勝負する模様。

日経賞も毎日杯もマーチＳには目もくれず、
大好きなストレイトガールからのみ勝負する腹積もりのようです。

彼がまた大儲けしてしまったら、
またいい焼肉を奢ってもらおうと、
ゲスいことばかり考えている江戸川ですが、

なんか想定オッズ見ていたら、
どーもストレイトガールが１番人気の様子。

そりゃそうか。

今年のスプリント路線で大本命だったハクサンムーンが
前哨戦のオーシャンＳであの競馬（13着）ですし。

しかも今回、逃げ馬のハクサンムーンにとって
脅威なのは複数の同型の馬の存在。

コパノリチャード
レディオブオペラ

ここにハクサンムーンの加わる３頭の逃げ馬に

前目につけたいスマートオリオン、マジンロスパー、レッドスパーダ。

うーん、考えただけでハイペースになりそうな予感。

ハイペースになるんなら、比較的後方の馬から買いたくなるわけで。

そうすると・・・やっぱり自在性の高い
ストレイトガールもちゃんと買わないといけない。

なんだ、友人の言ってた通りストレイトガールで大丈夫なんじゃないか。

あとはレース前日にその友人に予想を聞いて、
彼の予想を自分の予想として、競馬スピリッツに出せば・・・


あ、いかんいかん。

これでは長髪・グラサンの作曲家と一緒になってしまう。
謝罪会見でスッキリした出で立ちになる必要がでてしまう。


「ゴースト、よくない。」と、思いつつ
コース改修されたあとの高松宮記念を振り返ると、

昨年はハクサンムーンが逃げ粘れるようなスロー。
一昨年も中京改修当初のレースという事もあり、前半34秒5のスロー。

さらに中京コースは
３コーナーにかけての下り坂、直線入ってからの上り坂があり、
秋のスプリンターズＳと違って
春の高松宮記念の1200ｍは少々トリッキーだし、

前半脚を使って、後半バテたくないという各馬の思いから、
ここ２年スローペースになってしまっているんだと思います。

では、今年はどうでしょう。

今年は過去２年と違って、絶対王者不在。
（カレンチャン、ロードカナロア不在）

しかも自分の競馬に徹したい・・・というか、
器用な競馬をできる馬が有力馬に少ないという事からも、

比較的ペースは流れるのではないでしょうか？

もし、早いペースになれば、
上位に食い込んでくる可能性のあるのは後ろから行く馬。

しかも過去このレースの上位に食い込んだ馬は
生粋のスプリンターというよりは
７Ｆやマイルもこなせる馬の台頭も目立つレースとも言えます。

下級条件では差しも決まりやすいコース設定であるならば、
コース改修３年目を迎えて、コツをつかんだ各ジョッキーが、
前半から熱い攻防を演じてくれる可能性も十二分にある・・・。

ということで、

穴をあける可能性があるのは、
７Ｆ以上もこなせて後ろから競馬を進める関東馬の・・・

___SILVER___


インプレスウィナーでしょう！！


え？サンカルロじゃないのかって？

このレースで馬券になった事のあるサンカルロじゃないのかって？

いや、もちろん、サンカルロも捨て置けない１頭ですが、
サンカルロ以上の武器を備えているとすれば、左回り適性です。

サンカルロは左回りで２勝。
３着内率も26.7％と優秀ですが、

インプレスウィナーは左回り６勝、
３着内率50％と非常に優秀。

近走着順だけ見れば、惜しい競馬が続いていますが、
ここ２走は直線の短い中山での実績。

得意の左回り、
直線の長い中京に替わるとなると魅力が増大します。

３走前にストレイトガールの３着と敗れていますが、
好位置を進んだストレイトガールと違って、
進路を再三塞がれながら上がりで上回ったインプレスウィナー。
（しかも斤量は３キロ差！）

例年外からの差しも目立つ高松宮記念なら
サンカルロと同様、捨て置けない１頭でしょう。

絶対能力には疑問符がつきますが、
ハイペースになったり、
互いにけん制しあうレースになると、
台頭してくるのは思わぬ存在。

カレンチャン・ロードカナロアの抜けた混戦のスプリント路線なら、
７Ｆでも左回りでも十二分にこなせてしまう特異な存在でも、
奮闘できてしまうのではないでしょうか？

けん制し合った時のスロー用の馬券
先行争いでハイペースになった時用の馬券

どっちも想定できることなので、
いい意味で保険をかけるやり方をした方がよさそうです。

とにかくインプレスウィナーで儲かってしまうのではないかと、
案外楽観的に考えている江戸川です。