2014-03-18 悔いが残りそうなレース－阪神大賞典－

先週日曜日・中山牝馬Ｓのレース直後、
「馬スピ特報こっちにすればよかった」というムードが漂っていたオフィスエム内。

先日の虎石さんのコラムでもあったように
大人の事情でフィリーズレビューを馬スピ特報に指定していた関係で
本来表に出ることがなかった中山牝馬Ｓの虎石さん予想が大的中。

○◎△というか同着だったから○△◎でも当たっていることに。
しかも馬連でもワイドでも高配当。

「馬スピ特報こっちにすればよかった」という
後悔のムードが出てしまうのも納得ですが、

逆に馬スピ特報に出ていたフィリーズレビューだと
私、江戸川の複勝とワイドしか当たらなかった。

当然、江戸川の的中と虎石さんの的中では世間的にも雲泥の差。


「江戸川さんの恥ずかしい的中しかないぞ！」飛び交う怒号。


悪かったな、恥ずかしい的中で（憤慨）


そして特別登録が出た後、再びオフィスエム内に戦慄が走る。

「阪神大賞典・特別登録10頭」

競馬スピリッツで最もアピールできる馬スピ特報の指定レースが登録１０頭。

逆に同日行われる皐月賞トライアル・スプリングＳには
２歳王者のアジアエクスプレス、ベルキャニオン、クラリティシチーらが。

明らかにこっちの方が盛り上がってしまう。

「誰だよ、馬スピ特報指定レース決めた奴は！！」再び飛び交う怒号。
非常に居心地の悪い空間・・・。


ただ、江戸川的には少頭数は朗報。

予想を（当たろうが外れようが）ドヤ顔で出す側としては、
当てやすい方が助かる。

前々から追いかけていた2010年・幻の菊花賞馬タニノエポレットから流すだけでいい。
阪神大賞典のレース難易度はイージーモードとほくそ笑んでいると・・・


「江戸川さん、タニノエポレットの名前がありません」

まじでか。
江戸川に戦慄が走る。

どうやらタニノエポレットは阪神大賞典ではなく、
天皇賞・春に確実に出走するため、
大阪－ハンブルクＣで確実に賞金加算を目指す様子。

うーん、これは仕方ない。

落ち込んでいるところに、
デビュー当時から、いや、それこそダンスパートナーの時から
追いかけ続けたダンシングキイの血を引くダンスファンタジア引退の報。

覚悟はしていたが、弟のシャドウダンサーが500万勝ち。
ダービーに向けて視界が開けたからヨシとするか・・・

ハッ・・・あかん、阪神大賞典に関係ない話をし過ぎた。

何度も言うとおり登録馬10頭。

どう考えても有馬記念３着のゴールドシップが人気になってしまうレース。

それに人気が集まるのもサトノノブレスとかバンデあたり。

なかなか穴馬を見つけるのは難しいですがそれでも・・・

___SILVER___

アドマイヤラクティには期待せざるを得ません。

人気になった有馬記念は11着といいところがありませんでしたが、
あの流れの中、早めに動き出したので、あまり参考にはなりません。

むしろ注目すべきは長距離適性。

昨年のダイヤモンドＳ勝ち馬ですし、天皇賞・春でも４着。

父ハーツクライは２年前、
ゴールドシップを撃破したギュスターヴクライの父でもありますし、

アドマイヤラクティの母父エリシオは
目黒記念を勝ったポップロックなどを輩出した長距離向きの要素が強い馬。

サトノノブレスとかバンデといった４歳馬に対抗できる唯一の存在でしょう。

とくに今回はスローペース必至で、ゴールドシップにもチャンスあり。

乗り役も岩田騎手なら完全復調の感。


週末にはゴールドシップ－アドマイヤラクティの１点勝負をしている
江戸川の姿が想像できてしまいます。

とにかく、タニノエポレットがいない阪神大賞典、
さらには三日開催という普段とは違う雰囲気。
（ちなみに金曜日の予想の更新はないです）

そんな違和感のあるレースだからこそ
堅実に着実に儲かってしまうんではないかと
良からぬ企てをしているレースです。