今週のメインレースを江戸川乱舞が大分析! レース考察

2014-01-07 派手な馬で勝負するレース−シンザン記念−

6日の万葉Sで3歳の頃から注目していたタニノエポレットが快勝。
2010年の幻の菊花賞馬がついに大舞台に登場する事になります。

割とマジで大きいところを狙える馬だと思っているだけに
谷水オーナーは是非、海外を目指してほしい。
凱旋門賞行きましょう。凱旋門賞。

昨夏、宝塚記念に出た時は笑いものになったけど、
もともとこれくらいはやれる馬。遅咲きの血が開花してきた。

トウカイトリックの後継者とは言わず
もっと上を目指せる馬のはず。楽しみで仕方ない。

さて、今週末はシンザン記念に続いてフェアリーSも開催。
春のクラシックへ向けての戦いは既に始まっています。

しかしここ何年かのクラシック路線を眺めていると、
このシンザン記念組はなかなか軽視することはできない感じです。

11年は勝ったのはレッドデイヴィスで
あのオルフェーヴルが2着。3着は桜花賞馬マルセリーナ。

12年は勝ったのがジェンティルドンナで4着にトウケイヘイロー

昨年もエーシントップやレッドアリオンなどが出走しているので、
ここを使う馬は間違いなくクラシック戦線でも
注目せざるを得ないワケです。

特に今年の牡馬クラシック路線は主役不在。

出世レースのラジオNIKKEI杯2歳Sは
伏兵のワンアンドオンリーが優勝。

朝日杯FSも勝ったのが
ダートで勝ち上がってきたアジアエクスプレスだし・・・。

そういう意味では派手さは無し。

バンドワゴン・トーセンスターダムに
個人的に注目してはいるものの、今回は未出走。

「クラシックじゃ用無しの馬ばかりかな?」
と思いつつ特別登録を眺めていると、

このタイミングでお目にかかれるとは思っていなかった馬が。
ひいらぎ賞を勝ち上がったミッキーアイルがいるなんて・・・。

朝日杯FSよりも勝ち時計が0.5秒も早く、
一部では「幻の朝日杯FS馬」なんて言われているミッキーアイル

きさらぎ賞あたりから使うのかと思ってんたんで、ちょっとびっくり。

当然、このミッキーアイルの一番人気が予想されます。
たぶん1倍台のオッズになるはず・・・

「ディープ産駒の京都マイル」「持ち時計」「関西馬」「ノーザンF生産馬」
と、人気にならない要素がないわけではないのですが・・・
今回の乗り役は「浜中俊」。

前走・ひいらぎ賞はムーアが乗っていたので、
「あんだけ走った」と考えることも出来たり出来なかったり。

そう考えると、1倍台の人気って危険な気もする・・・。
いや、◎は別の馬に打つ予定なので、
そっちの方が都合がいいか・・・。

そう血統的には地味なものの、

___SILVER___

堅実な走りを見せるウインフルブルームがいいでしょう。

朝日杯FS3着の実績は言うまでもなく、
千両賞で下したアズマシャトルはラジオNIKKEI杯で2着。

尾花栗毛のキレイな馬ですが、
なかなか粘り強い一面を持っています。

京都のようなコースだとキレ負けする可能性もありますが、

シゲルカガ、ミッキーアイルが
早いペースで引っ張ってくれるような流れになると面白いかと。

早い馬場への対応がカギですが、
重賞とはいえ年明けの3歳戦。
地力で十分上位に来れるはずです。

そして人気になりそうなのがモーリス

今年ブレイクしそうなスクリーンヒーロー産駒で
母系はメジロ牧場の根幹を支えた血統。

芯はしっかりしていそうですが、
1400→1600への対応ができるかどうかがカギです。

それよりは距離短縮で一変しそうなセセリが面白そう。

ウインフルブルームからちょこちょこ流して
儲かってしまうレースです。


このコラムを書いた予想家

江戸川乱舞
走らない馬から決めていく独自の的中方法“逆走競馬予想”であたり馬を引き当てる、競馬スピリッツ専属の予想家「江戸川乱舞」。
過去の傾向なども加味した総合的な見解と、いち競馬ファンとしての純粋な視点も忘れないロマン派予想家。 得意な予想スタイル:単複・ワイド・三連単 など

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平凡サラリーマンから、独自の「逆走競馬予想」で競馬評論家に転身した江戸川乱舞。
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10月27日(日) 東京11R
【五十嵐】獲得金:3,971,000円

合計:3,971,000円