今年も有馬記念の季節になりました。
一か月くらい前には
「エピファネイアもキズナもメイショウマンボも
今年活躍した3歳馬はみんな出てくる!
そしてオルフェーヴル・ゴールドシップの黄金配合2頭の
初めての直接対決・・・!金と白どっちが勝つんや!?」
的な感じで盛り上がっていましたが、
有力な3歳馬はみんな回避で
タマモベストプレイとラブリーデイが顔を出した程度。
もう世間の注目は
オルフェーヴルVSゴールドシップの一点のみ。
この2頭に相当な金額を投入する人も多いでしょう。
オルフェーヴルの単勝にボーナス全部行く人もいるでしょう。
オルフェ−ゴルシの1点にぶち込む人も多いでしょう。
もう、どんどんやってください。
どんどんブチ込んでください。
有馬記念を一緒に盛り上げましょう(ゲス目)
思わず、普段以上にゲス目になってしまう江戸川の理由は簡単。
そんなオルフェーヴル&ゴールドシップで決まるほど
競馬は簡単じゃないし、そんな安直な結果になるんなら、
毎週日曜死にたくなっていない(笑)
例年の有馬記念を見てもわかるとおり、
このレースは「荒れるレース」。
荒れること前提で考える必要が大アリ。
「オルフェーヴルの単勝に全財産ぶち込もう」という
愛すべきバカ野郎は別として
3連単で馬券を当ててやろう、
というそこのあなたは少なくとも
オルフェーヴル&ゴールドシップ以外の馬の事も考える必要があります。
あなたはどの馬から勝負しますか?
私はもう決めています。
バカ野郎だと言われても、ゲス野郎だと言われても、
「この馬が出てくるなら大勝負だ・・・と決めていた馬。」
中山2500mで抜群の成績を残すステイゴールド産駒で
フランスで培った経験をバネに2013年の競馬を締めくくる栗毛の馬。
もうお分かりですね?
江戸川が有馬記念で大勝負をかけるのは・・・
___SILVER___ナカヤマナイトしかいないでしょう!!
・・・。
・・・・・・。
・・・・・・・・・・あれ?
もしかしてオルフェーヴルだと思ってました?
もしかして騙された気分?
もしそう思ってしまったんなら、
あなたは江戸川乱舞を、いや競馬スピリッツをわかっていない。
ナカヤマナイトはステイゴールド産駒で
2年前はフランス遠征している栗毛の関東馬。
「何も間違ったことは言っとらんじゃろうが!!」(ブチギレ)
そうそもそもナカヤマナイトをここで上げること自体、
「ふざけんな江戸川」的な空気もあるかと思います。
たぶん「距離が長い」とか「G1じゃ足りない」とか
「柴田善臣は先生じゃない相談役だ!」とか言いたいことはわかります。
事実、前走のジャパンカップの時に相談役が記者会見で
「距離は正直言って長いかなと思います。」
と、発言していたように2500mは長いと相談役も認めている様子。
額面通りセリフを受け取っていたならそう思うでしょう。
ただこの発言は江戸川にはこう聞こえていました。
「距離は正直言って(府中だと)長いかなと思います。」
そう。同じ2500mでも有馬記念の2500mと目黒記念の2500mは違う。
コーナー6つと4つ、直線の長短、理由はいろいろありますが、
ナカヤマナイトにとってG1では府中2400mは厳しくても、
中山2500mならどうにかできると言いたいのではないか、と。
事実、この後、相談役も
「競馬は状態面でカバーできることがありますし、展開にもよります。
昨年、中山の有馬記念を使った当時よりも間違いなく状態は上ですし、
パワーアップもしていますから、
距離面は成長力でカバーできると思っています。」
と心強い発言。
年明けの金杯にナカヤマナイトが出てくるなら、
ハンデ関係なく勝負と思っていましたが、
まさかまさかの有馬記念出走。
どうにかなる、どうにかしてくれるとひそかに思っております。
しかし、ナカヤマナイトは秋三戦目。
ジャパンカップで状態はピークに達していた様子なので、
上積みはないかもしれません。
だからといって、江戸川はオルフェーヴルかゴールドシップに
「◎」を打つつもりはありません。
個人的にはこの馬に有終の美を飾ってほしいと思っているからですが、
◎を打つならエイシンフラッシュと思っています。
昨年はレース当日にM・デムーロ騎手から
三浦皇成騎手に乗り替わるというアクシデントがありましたが、それでも4着。
ナカヤマナイト−エイシンフラッシュを軸にして、
年末を締めくくりたいと考えています。
ちなみに、有馬記念翌日の阪神Cは競馬スピリッツは提供しない様子。
泣いても笑っても、有馬記念が最後です。