オークスは武幸四郎騎手のメイショウマンボが優勝。
2着のスマートレイアーは兄の武豊騎手ということで、
兄弟ワンツーフィニッシュが話題になりましたが、
振り返ってみれば、今年のクラシックのキーワードは兄弟。
【桜花賞】C・デムーロ(弟)
【皐月賞】M・デムーロ(兄)
【オークス】武幸四郎(弟)
【ダービー】武豊(兄)
【秋華賞】武幸四郎(弟)
【菊花賞】???
という「弟→兄」の優勝の順番となっています。
ということで、安直な江戸川の思考は・・・
菊花賞は武豊騎手で決まり!
G1通算100勝もここでしょ!
菊花賞のTVコマーシャルは
「天才が最初に惚れた馬・スーパークリーク」だし!
決まった。
菊花賞の本命は武サン!!
キャー!!武サーン!!
ということで、何に乗るんだろう・・・?
と思って見ていると、マジェスティハーツの文字を発見。
あれ・・・?
森君は・・・?
そうか!乗れないんだった・・・。
神戸新聞杯でエピファネイアの2着に突っ込んできた
マジェスティハーツを操っていた森一馬騎手は、
規定勝利数(通算30勝)に達していないため、
G1には騎乗できず・・・。
森騎手だと引っかからないと噂の馬だけに、
長丁場の今回はいくら天才騎手でも厳しい印象・・・。
いや、天才だから、問題ないか。
何回も乗ってるし。
でも、割り引かざるを得ない・・・のが本音。
ここは無難に・・・いや、無難というか・・・。
世代ナンバーワンの実力を持つキズナと双璧の存在。
エピファネイアを忘れるところだった(汗)
引っかかる気性が心配されていましたが、
「やっと乗りこなすことができました」と、
前走の神戸新聞杯を勝った後、満面の笑みで語っていた福永騎手。
個人的には
「中井騎手が藤田騎手の恫喝(?)にも負けず、
ハイペースなレースをしたおかげで、折り合っただけじゃない?」
と感じていたりもしますが、
実際、江戸川がエピファネイアに乗っているわけではないので、
乗りこなせていたんでしょう。
エピファネイアの実力を疑う人はいないと思いますが、
たしかにマイナス要因として指摘されているのは、
「鞍上・福永」というポイントだけ。
確かに個人的な思いを言えば、エピファネイアの新馬戦を見た時も、
「ダービーはこの馬だけど、乗り役が・・・」
と、一瞬でも思ったのは事実。(実際これまで、結構頻繁に思った)
しかし、最近の福永騎手からは気迫を感じてたりもします。
日曜日の京都で同期の高橋亮調教師が厩舎開業後、初優勝。
その乗り役が福永騎手で、
準メインしかも単勝1倍台の馬での勝利にもかかわらず、ガッツポーズ。
いろいろ思った方も多いかとは思いますが、
責任感の強い性格だけに、菊花賞でも、
無難にエピファネイアをエスコートしてくれそうです。
じゃあ、本命はエピファネイアで・・・
と、そうは簡単にいかないでしょう。
見つけてしまいましたから。
今後、ニックスとして注目されそうな配合の馬を。
エピファネイアに、対抗できそうな1頭。
それは・・・
___SILVER___
北村宏騎手の乗るユールシンギング。
セントライト記念で一気に菊花賞の主役候補に躍り出た1頭。
個人的にニックスになるんじゃないかと思っている
「シンボリクリスエス×スペシャルウィーク」の
クリスペ配合(名称を考案中・・・)の1頭。
世間では、
「ステイゴールド×メジロマックイーン」
「ディープインパクト×ストームキャット」が有名ですが、
このクリスペ配合・・・いや真っ黒配合(2頭とも黒かった)は
今後ブレイクするであろう強烈なニックス。
ユールシンギングだけでなく、
実はエピファネイアも同様の真っ黒配合の馬。
菊花賞はこの2頭で決まり。
それ以外に菊花賞に期待することは
「弟→兄」のトレンドの継続。
このトレンドが完成するのは武さんはもちろんのこと、
思いつくだけで藤岡佑(フランスか・・・)、
吉田豊あたりも「兄」という要件に該当します。
柴田大・・・は未崎が引退しちゃったし、
国分はどっちが兄か見分けつかないし、
そもそも乗る馬がいなかった・・・。
よく見たら、武さん以外、やっぱりしっくりいかない。
これは話になりませんね。
サイン競馬っぽい感じで、武さんにも期待します。
とにかく、エピファネイア・ユールシンギングの真っ黒配合を軸に、
サトノノブレス、ケイアイチョウサン、バンデ、
フルーキー、ヤマイチパートナー、インパラトールを考えております。
横山賀一さん(横山典の兄)が電撃復帰したら、
買い目に入れてみようと思ってます。
ちなみにユールシンギングの北村宏騎手と、
京都大賞典・ヒットザターゲットで大金星をあげた北村友騎手を
ほんとの兄弟だと思い込んでて、
一回原稿を書き上げたのは、ここだけの話です。