2013-08-20 今度こそ足りるか！？−キーンランドＣ−

サマースプリントシリーズもキーンランドＣが終われば、
あとはセントウルＳを残すのみとなります。

２歳重賞も行われる時期になってきたので、
夏競馬も終盤戦に突入と言ったところでしょうか。

注目は何と言っても
函館で４連勝中のフジキセキ産駒ストレイトガール。

正直な話、「この人誰？」的な感じが
ぬぐえないのですが、この夏、６走目に挑戦。

一気に重賞勝ちまで行ってしまいそうな感じもします・・・が、
さすがに疲れていないのかも気になる所。
いきなり重賞でどこまでイケるのかというのも不安材料です。
しかし、洋芝は滅法得意な様子でもあり、悩ましい１頭。

さらに悩ましいのが、
前走そのストレイトガールに敗れたファインチョイス。

「完全な早熟馬と思っていたら、完全な洋芝功者だったでござる」

というのが正直な印象で、いくら函館開催とはいえ、
「重賞で足りるの？」というのが正直な気持ち。

まぁ「足りたかぁ〜」と、日曜日の夕方に
江戸川が喚いているところが想像できるところも正直なところ。

そう、

さらに今回悩ましいのが、出走馬のレベルが低い（確信）

というところ。

「これ函館日刊スポーツ杯（1600万下）ですか？」と聞かれても、
「そうかもしれませんね・・・」と、答えてしまえるレベルです。

そうなると、断然なのが、昨年王者のパドトロワ。

前走のアイビスサマーダッシュは直千競馬で
59キロを背負わされての惨敗。

斤量２キロ減で得意の洋芝なら見直せるはず。

それに気になるのが函館の馬場状態。

タイムの比較で
皐月賞馬・ロゴタイプが条件馬・ネコタイショウに
1.7秒ほど千切られた事が話題になっている函館「田んぼ」競馬場の
特殊な馬場状態が、今週末も続いているのかと言う事。

週間天気予報を見ても、
金曜日とか土曜日あたりに雨が降りそうな気配。

札幌記念ほどではないにしろ、
重たい馬場になればそれなりにそれなりの適性が必要になります。

じゃあ、距離が足りないのは目を瞑って
サンカルロから勝負か・・・と思いましたが、
よく考えれば、斤量59キロは、絶妙に買いづらい斤量。

「じゃあ、結局何を買えばいんだ！」というと、 結局は・・・

___SILVER___

フォーエバーマークに行きついてしまうような気もします。

アイビスサマーダッシュは
地力の違いを見せてハクサンムーンの２着。

ここでも先行出来るスピードはありますし、
洋芝でも実績があり、54キロの斤量も問題なし。

本来なら目標にされる可能性の高い脚質ですが、
札幌記念のような特殊な馬場になれば、
大きく外を回さないと、差し馬が勝つのは難しいでしょう。

それでなくてもスプリント戦。

勝つためにはロスは避けたいはずなので、
大きなギャンブルは打ちにくい筈です。

差しが届く北九州記念とは舞台設定が大きく異なるので、
鋭い差し馬と言うよりは、

先行力を活かした洋芝功者を狙いたいところ。

そうすると、結局、
ストレイトガールとファインチョイスは無視できない状況に。

完全に江戸川の自縄自縛状態ですが、

重たい馬場に弱いシュプリームギフトや
斤量の重たいサンカルロは買いづらく、

アドマイヤセプターも
入った枠次第では大きく割引しなければならないでしょう。

荒れそうにないなぁ・・・と、思ったら、

門別からシーギリヤガールが参戦しているのを発見。

51キロだし、前走の函館日刊スポーツ杯は
終始、外目を回らされる厳しい展開。

「穴はこれだ・・・ぐへへ」

とか、ほくそ笑んでいると、
想定騎手には「丹内」の文字が・・・。

Ｏｈ...

まぁ、乗り慣れてない地方騎手よりはマシか・・・
そもそも条件が重ならないと芝の重賞は厳しいかも・・・

しかし、今度こそ、重賞では足りて欲しいと期待を込めて、注目します。

今週末の
新潟ではベガの孫・ハープスターのレースでも見守ります。