既に勘のいい方、競馬スピリッツ好きな方、
中でも江戸川が好きだという方(でも大声では言えない)は
お気づきかとは思いますが、
意図的に函館のレースを≪勝負レース≫に選んできました。
それもこれも全てこの函館記念の為です!!!!
とまぁ、大げさな宣言は置いておいて、
思ってた以上に馬が集まりませんでした。
もっと混戦になるかと思っていましたが、
わりとあっさりしたメンバーになったなぁという印象です。
そんな中で、まず人気しそうなのが
武豊騎手騎乗のトウケイヘイローでしょう。
ゴールドヘイローの代表産駒として
ダービー卿チャレンジトロフィーに続き、
距離も長いのではないかと思われた鳴尾記念でまさかの逃げ切り。
しかし、前走の激走イメージが強すぎるので、
今回は少々、厳しいのではないかと思ってしまいます。
それに昨年、エリザベス女王杯を制したレインボーダリアも
馬場への適性は高いですが、斤量も若干気になります。
メイショウウズシオ・サトノギャラントなど
勢いを感じる馬も多数出走予定ですが、
夏のハンデ重賞とはいえ、
まだ重賞制覇自体は敷居が高いようにも感じます。
人気になりそうな馬に死角が多いのは
波乱の要素としては十分ですが、
出馬予定表の中に1頭、もの凄く安定感のある馬を発見。
「まぁこの馬から入るのが正攻法」
と言わざるを得ません。
今年のサマー2000シリーズチャンピオン候補とも言える1頭ですが、
函館記念のメンバーならあっさり勝ち切ってしまいそうです・・・。
そのチャンピオン候補とは
___SILVER___春の重賞戦線で堅実な活躍を見せたトウカイパラダイスでしょう。
昨年の函館記念は0.3秒差の4着。
巴賞を制していることからも洋芝適性は十分ですし、
何よりも春の重賞戦線で一流どころとぶつかり合っていますから、
このあたりのメンバーには負けられないでしょう。
それに当然、人気も出るはずなので、
相手探しが重要です。
それに面白そうだなぁと感じたのはモズ。
オープンではなかなか先手をとりづらい競馬が続いていますが、
クラス慣れも見込め、番手につけられた前走は若干前進も見られました。
ノーマーク・軽量を活かして、
大波乱を演出してくれるのではないかと期待していますが、
枠順次第では面白そうです。
それにそろそろ重賞でも活躍できそうな存在として、
ダノンスパシ―バを今回の候補の1頭にしておきます。
洋芝が初めてなのは個人的にも意外でしたが、
血統背景などを考慮しても、
北の大地で一変したとしても不思議ではありません。
いずれにせよ、例年以上の層の薄さではありますが、
上手く相手を選別して的中にありつきたいところです。
既にご承知かとは思いますが、
函館開催は例年以上のロングラン開催中。
芝の傾向など、
例年のデータが通用しない可能性もあるので、
やはり直前まで馬の状態など
チェックする必要はありそうです。
まだ夏競馬も始ったばかりで、
この「函館記念がメイチ」という馬は少ないでしょうから。
逆にサマー2000シリーズのタイトルを狙っている馬は美味しそう。
やはり何度見ても、トウカイパラダイスは美味しそうに見える。