2025-03-20 ​愛知杯を考える。

​ この時期に行われる愛知杯、
しかも芝1400mに短縮された
愛知杯への違和感は
未だに拭えないものがある。

とはいえ傾向も
経験の蓄積も無いレースなので、
予想としては取り組み甲斐があるというモノ。

条件が条件だけに
メンバーレベルも混沌としていて、
フルゲート18頭が
全て埋まりそうな情勢なのもまた、
予想の難解さを際立たせているように思う。

レースの軸としては、
直近のシルクロードSで
好走したカピリナだろうか。

父ダンカーク、
母父マンハッタンカフェと
派手さの無い血統ではあるものの、
デビューから10戦4勝。

一度も5着以下になった事がないという安定株だ。

2勝、3勝クラスを
トントン拍子で勝ち上がって、
昇級初戦、重賞初チャレンジだった
前走のシルクロードSで4着。

短距離路線の注目株であることは間違いない。

ただ、実績で言えば
重賞を勝っている分、
スウィープフィートの方が格上と言えるだろう。

チューリップ賞1着、
桜花賞4着、オークス6着と
王道路線を歩んできた馬でもある。

今回は
久々のレースという事に加えて、
初の7Fがどう出るか…
という課題があるものの、
距離短縮がハマる可能性もゼロではない。

注意を払っておきたいところだ。

また前走のスワンSでは
1番人気を裏切る形になった
クランフォードも忘れてはいけないだろう。

良い形で
追走できていたとは思うものの、
直線に入ってからは案外伸びず…。

平凡サラリーマンから、独自の「逆走競馬予想」で競馬評論家に転身した江戸川乱舞。
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