2024-12-12 ​ターコイズSを考える。

​ 好きな重賞の一つである
ターコイズSが今週の土曜日に行われる。

中山のマイル戦は
枠の有利不利が大きく、
ギリギリになってみないと
わからないことも多いし、
そこに加えて
牝馬限定のハンデ戦という
要素も加わって難しいけれど、
ターコイズSは
毎年楽しみにしているレースの一つだ。

今年もフルゲート16頭のところに
20頭のエントリーがあって、
混沌とした状況になるのは至極当然の話。

どの馬が勝っても不思議ではないから
「思ってた以上に堅い」
「思ってた以上に荒れた」
というどっちの結末になっても
全く驚かない状態でもある。

そんな中で人気を集めそうなのが、
ルメールさんが乗るミアネーロだろうか。

秋華賞では
ギリギリ掲示板に乗れなかったが、
今年のフラワーカップの勝ち馬で、
紫苑Sでも2着になった馬。

世代でも上位の存在なのは間違いない。

結果を出している津村騎手から
ルメールさんへスイッチするのは
個人的には気になるものの、
世間的には買い材料として
扱われるだろうから
思っている以上に人気になるかもしれない。

動向は気にしておきたいと思う。

またミアネーロと同じ3歳で、
今回と同じコースの
重賞勝ち実績のある
イフェイオンも気になる所。

桜花賞では11着と
良いところが無かったものの、
NHKマイルカップで5着を確保。

マイルは現状でベストディスタンス
と言えるところで、
前走のクイーンS
(7着・0.3秒差)よりも
パフォーマンスが向上する可能性は非常に高いと思う。

ただ裏打ちのある実績という面では
アルジーヌを軽視する事は出来ないだろう。

10戦5勝という成績で
一度も掲示板を外していない安定感と
前走は牡馬相手に
リステッドを勝った点は素直に評価しないといけない。

クイーンSで3着にもなっているし、
牝馬限定重賞なら
主役を張れる格はすでに持ち合わせている。

母のキャトルフィーユが
重賞を勝ったのも5歳だったし、
まだまだ伸びしろは感じさせる1頭。

今回のターコイズSをキッカケにして
今後牝馬路線で
勢力を拡大しても全くおかしくないと思う。

開幕2週目というのが
どう出るかはわからないが、
ジューンオレンジの決め手も侮れない。

前走のポートアイランドSも
上がり最速を繰り出して3着。

もう一列前で走れていたなら勝ちまであったレース。

差しが決まる馬場や展開にになれば、
台頭してもおかしくない1頭。

注意しておきたい。

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