2024-09-12 ​セントライト記念を考える。

​ 3日開催の最終日。

週が明けて
月曜日にレースが行われるが、
結構なメンバーが揃って、
予想し甲斐のある
メンバー構成になっているように思う。

まずは
皐月賞2着コスモキュランダを
取り上げないわけにはいかない。

出世レースの弥生賞を勝って、
皐月賞へ正面突破し参戦。

モレイラ騎手の好判断もあって、
ジャスティンミラノにクビ差の2着まで滑り込んでみせた。

その一方、
ダービーは伸び悩んでしまい、
良いところを見せられず、6着が精一杯…。

父がアルアインという事を考えると、
もしかしたら2400mは長かったのかもしれない。

実際、今回の2200mというのも
コスモキュランダにとっては
鬼門になる可能性が高く、
距離を理由に
馬券に絡めないような流れになると、
一気に新興勢力が台頭しそうな情勢。

重賞でも実績のある
ヤマニンアドホックや
エコロヴァルツ、
アーバンシック
といった面々の上昇には注意が必要だと思う。

また重賞での実績は無いけれど、
江戸川さんの注目馬として
スティンガーグラスの存在を楽しみにしている。

3年前のセレクトセールで
1億2000万超えの価格で取引され、
半姉に阪神JFだけでなく
重賞5勝したダノンファンタジーがいる良血馬。

スティンガーグラスは
この1月にデビューし、
先月2勝目を上げたばかりのフレッシュなお馬さん。

前走は新潟の2400m戦。
同世代のグランアルティスタに
5馬身の差をつけて勝っているように将来性は十分。

今回のセントライト記念では
格上挑戦の格好になるものの、
「夏の上がり馬」
として扱って良いレベルだと思う。

陣営も「良くなるのは先」
と見ているようだが、
先ほども触れたように
実績馬が転べば、頭角を現す可能性は十分ある。

平凡サラリーマンから、独自の「逆走競馬予想」で競馬評論家に転身した江戸川乱舞。
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