2024-09-05 ​京成杯オータムハンデキャップを考える。

​ いよいよ今週から秋競馬がスタート。

今週最大の注目レースでもある
セントウルSは、
すでにレース考察の部分で
方向性を示しているけれど、
中山で行われる
京成杯オータムハンデキャップ
については、当欄で扱いたいと思う。

京成杯「オータム」ハンデ
という名前はついているものの、
サマーマイルシリーズの最終戦でもあるこのレース。

開幕週という事と
枠のバイアスが大きい中山マイル戦
という事で、枠順が決まるまで見えてこないことも多い。

ただ個人的に好きなレースだし、
一応の方向性だけは示しておきたいと思う。

やっぱり注目すべきは
NHKマイルカップ2着で、
2歳女王のアスコリピチェーノだろうか。

今年に入ってからは
まだ勝ち星こそ無いものの、
桜花賞・NHKマイルカップ
と続けて2着に入っている。

割と早い段階で
秋初戦は
京成杯オータムハンデキャップ
と示されていたから、
今後はマイル路線に集中するのだろう。

そう考えると
ハンデのことはあるにしても、
G3程度のメンバーで下手な競馬は出来まい。

乗り役もルメールさんで、
デキは7割でも「勝負気配」と見るべきだろう。

また3歳世代からは
3月のアーリントンカップを勝った
ディスペランツァも控えている。

こちらはすでに古馬と
関屋記念でぶつかっており、
ある程度、
実力の目星は付けられるが、
9着に敗れた前走は32.8秒で上がってきている。

中山マイルは初参戦になるが、
展開次第では巻き返す可能性も十分ある。

枠の行方は注目しておきたい。

とはいえ、この夏、
力を付けた古馬も
軽視することは出来ない。

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