話題の競馬トピックに独自の視点で陽気に笑顔で辛口に切り込む!
江戸川乱舞コラム「Alohaな競馬」
2024-08-15 さあ今こそ考えよう。
一般的に
「お盆を過ぎたら涼しくなる」
と言われている。
太平洋高気圧の勢力が
弱まる傾向にあることが、
気象学的な根拠なんだろうけど、
2週間の「競走時間の拡大」を経験し
通常開催に戻った今こそ、
来年以降どうすべきかを
イチ競馬ファンとして考える頃だと思う。
良い悪いは別にして
夏競馬はライト層が
参入して来づらい雰囲気があるので、
どうしても
コアな人達が多くなってしまうが、
だからこそ、
この暑熱対策はどうだったのかを振り返るべきだろう。
まず江戸川さんの考えとしては、
以前にも少し触れたが
「たまにはこういうのも良いかな」
という感じで、
夏の間だけだとしても
「毎週これをやられるのは面倒」
という率直な想いも持っている。
もちろん札幌は
普段通りの開催だったので、
昼間の時間帯、完全にレースが無くなるわけではない。
グリーンチャンネルも
時間を稼ごうと一生懸命だったが、
どうしても冗長になるし、
個人的にも
競馬以外のことに気を取られて、
いい感じで集中できない時もあった。
周りの人に聞いてみても
この「競走時間の拡大策」は、
事前に言われていたことと、
実際にやってみた後の感想に、
大きな変化があった人の方が
圧倒的に少なかったように思う。
特に関係者からは
大きな批判もあったようで、
SNS上でも明言はしないものの
不満そうな声を上げている人が多かった。
例年以上に暑いこともあって、
実際本当に
「暑熱対策になっていたのか」
という疑問は個人的にもあるし、
関係者は関係者なりの苦労があったようだ。
とはいえ、数字というのは残酷で、
競走時間の拡大をしたことによって、
入場人員・売上がアップ。
入場人員は
5万6191人で
前年比23・5%増、
売り上げも
573億3418万9300円で
前年比11・0%増。
現場には不人気施策でも
主催者にとって、
この数字には大きな意味があると思う。
夏競馬は売上がどうしても下がる
業界にとっての閑散期。
売上の話題も
メンバーが揃った年の
札幌記念くらいしか
競馬マスコミでもまともに取り上げられない。
来年以降「売上アップした」
という事実に主催者はどう対処するだろうか。
今回の施策は
「成功」という事にして
「世論の後押しを得た」
ものと見做され、
「2週間」だけではなく
「数週間」に拡大したり、
小倉競馬も対象にするのではないだろうか?
現場の関係者は大変だろうが、
このようになっていきそうな気がする。
実際主催者側は
「今後も気候変動を始めとする
諸課題に対応し、
競走馬と競馬開催に関わる方々、
そして何よりご来場されるお客様の
健康と安全を
最優先に考えた開催運営に取り組む」
とコメントしている。
一部では
ナイター開催の布石ではないか…
という指摘もあるけれど、
とにかく今回の
「競走時間の拡大策」は結局、
施行前に言われていた
現場・主催者・ファンの
それぞれの立場の差は埋まらなかったように思う。
来年以降もこの施策が続いて、
現場とファンが慣れていくしか
解決策が現状では見当たらないが、
そもそもこの施策が本当に
「暑熱対策」になっているのかの
検証があまりされていないように思う。
目的が手段化して、
物事の本質を見失う…
如何にも
日本らしい事態にならないことを願いたいところだ。
「お盆を過ぎたら涼しくなる」
と言われている。
太平洋高気圧の勢力が
弱まる傾向にあることが、
気象学的な根拠なんだろうけど、
2週間の「競走時間の拡大」を経験し
通常開催に戻った今こそ、
来年以降どうすべきかを
イチ競馬ファンとして考える頃だと思う。
良い悪いは別にして
夏競馬はライト層が
参入して来づらい雰囲気があるので、
どうしても
コアな人達が多くなってしまうが、
だからこそ、
この暑熱対策はどうだったのかを振り返るべきだろう。
まず江戸川さんの考えとしては、
以前にも少し触れたが
「たまにはこういうのも良いかな」
という感じで、
夏の間だけだとしても
「毎週これをやられるのは面倒」
という率直な想いも持っている。
もちろん札幌は
普段通りの開催だったので、
昼間の時間帯、完全にレースが無くなるわけではない。
グリーンチャンネルも
時間を稼ごうと一生懸命だったが、
どうしても冗長になるし、
個人的にも
競馬以外のことに気を取られて、
いい感じで集中できない時もあった。
周りの人に聞いてみても
この「競走時間の拡大策」は、
事前に言われていたことと、
実際にやってみた後の感想に、
大きな変化があった人の方が
圧倒的に少なかったように思う。
特に関係者からは
大きな批判もあったようで、
SNS上でも明言はしないものの
不満そうな声を上げている人が多かった。
例年以上に暑いこともあって、
実際本当に
「暑熱対策になっていたのか」
という疑問は個人的にもあるし、
関係者は関係者なりの苦労があったようだ。
とはいえ、数字というのは残酷で、
競走時間の拡大をしたことによって、
入場人員・売上がアップ。
入場人員は
5万6191人で
前年比23・5%増、
売り上げも
573億3418万9300円で
前年比11・0%増。
現場には不人気施策でも
主催者にとって、
この数字には大きな意味があると思う。
夏競馬は売上がどうしても下がる
業界にとっての閑散期。
売上の話題も
メンバーが揃った年の
札幌記念くらいしか
競馬マスコミでもまともに取り上げられない。
来年以降「売上アップした」
という事実に主催者はどう対処するだろうか。
今回の施策は
「成功」という事にして
「世論の後押しを得た」
ものと見做され、
「2週間」だけではなく
「数週間」に拡大したり、
小倉競馬も対象にするのではないだろうか?
現場の関係者は大変だろうが、
このようになっていきそうな気がする。
実際主催者側は
「今後も気候変動を始めとする
諸課題に対応し、
競走馬と競馬開催に関わる方々、
そして何よりご来場されるお客様の
健康と安全を
最優先に考えた開催運営に取り組む」
とコメントしている。
一部では
ナイター開催の布石ではないか…
という指摘もあるけれど、
とにかく今回の
「競走時間の拡大策」は結局、
施行前に言われていた
現場・主催者・ファンの
それぞれの立場の差は埋まらなかったように思う。
来年以降もこの施策が続いて、
現場とファンが慣れていくしか
解決策が現状では見当たらないが、
そもそもこの施策が本当に
「暑熱対策」になっているのかの
検証があまりされていないように思う。
目的が手段化して、
物事の本質を見失う…
如何にも
日本らしい事態にならないことを願いたいところだ。
このコラムを書いた予想家
江戸川乱舞
競馬好きな平凡サラリーマンから、「逆走競馬予想」を引っ提げて競馬評論家の仲間入り。
また競馬予想だけでなくコラムニストとしても活動中で、
競馬スピリッツ上で「競馬はロマン」を地で行くコラムを掲載中!
予想スタンスはまさに常識から対極への「逆走」。
「勝つ馬」ではなく「負ける馬」から選んでいき、最後に残った馬をまとめ買い。
「全通り買えば当たる」が持論の逆走競馬コラムニスト。 得意な予想スタイル:単複・ワイド・三連単 など
競馬スピリッツなら
江戸川乱舞の予想が完全無料で見られる!
平凡サラリーマンから、独自の「逆走競馬予想」で競馬評論家に転身した江戸川乱舞。
「勝つ馬」ではなく「負ける馬」から選ぶをモットーに
独自の予想を繰り広げ、高配当の的中レースを量産中!
初心者では目の届かない見落とされがちな馬を選び、的中に導く予想は見事なもの!
もちろん全て無料で見られます!
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2023年現在19,927,450円
2024年現在20,070,400円
2022年現在24,393,950円
2024年現在20,070,400円
2022年現在24,393,950円
11月16日(土) 東京11R
【五十嵐】獲得金:23,000円
【大五郎】獲得金:9,900円
合計:32,900円
11/23(土)は京都11R 京都2歳S(G3)
11/24(日)は東京12R ジャパンカップ(G1)
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