2024-08-01 ​エルムSを考える。

​ 暑い。

とにかく暑い。

その御蔭で今週までは
競走時間が拡大された変則開催になっている。

それでも
重賞レースはこれまでと同様、
発走時間が変わらないし、
札幌競馬は普段と変わらない
レース進行なので、
メインレースしか
馬券を買わない人に特に影響はないかもしれない。

だからこそ(?)
今週末のエルムSについて、
それなりの方向性を見出しておくことは重要だろう。

注目度合いで言えば、
やはり平安Sで重賞2勝目を上げた
ミトノオーだろうか。

脚質の問題もあるかもしれないが、
勝利と凡走を繰り返すタイプで、
当てにしづらい人も多いと思う。

ただ、今の重賞戦線で
2つのタイトルを奪取するのは
容易じゃないし、好走を
繰り返しているところを見ても、
地力があるのは間違いない。
2戦して連対率100%という
松山騎手とのコンビも心強いではないか。

忙しないペースになりがちな
小回り1700mとの相性は気になるが、
単純な能力で言えば、
メンバー中、上位に位置することは間違いないだろう。

またそのミトノオーに
かつて騎乗していた武さんは、
今回ドゥラエレーデに騎乗することになっている。

ドゥラエレーデと言えば、
一昨年のホープフルSを勝ち、
てっきりクラシックに行くのか
と想いきやダート路線に転向。

UAEダービー2着の実績を筆頭に、
チャンピオンズカップや
東京大賞典で3着に入るなど、
タイトルこそ無いものの、
ダートでも一線級の活躍を見せている。

札幌ダート1700mは
初勝利を上げた相性の良い舞台。

しかも
ミトノオーよりも
1キロ軽い57キロで、
武さんが跨るなら
それなりの人気になるはず。

妙味と信頼度が
バランスするかは別として、
期待する人は多いと思う。

ちなみに今回のエルムSは
例年追い込んでくる馬にも注意が必要。

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