2024-07-11 ​既に秋の気配が・・・

​ 暑い。

とにかく暑い。

そこに加えて
雨は降るわ、雷鳴るわで、
非常に過ごしづらい季節を
迎えているけれど、
過ごしやすくなる秋競馬の動向も
ちょくちょく話がきこえて来ている。

中でも一番驚いたのが、
ウィルソンテソーロの
コリアカップに予備登録の報。

交流重賞3勝、
先日の帝王賞でも2着に入った一線級の存在。

コリアカップは
これまで6回行われているが、
もしも
ウィルソンテソーロの出走が叶えば
第一回を勝ったクリソライト以来の
大物参戦になるかもしれない。

コリアカップの
1着賞金は8800万円、
帝王賞と大差ない状態になっている。

しかも昨今の円安なので、
秋頃には今よりも
実質的にもらえる金額が多くなるかもしれない。

しかもコリアカップは招待レース。

輸送費・滞在費も韓国側が持つので
ウィルソンテソーロ側の経済的な損は無い。

コリアカップを勝っても
繁殖価値が
上がることは無いけれど、
もし勝てば、
ウィルソンテソーロにとっては、
初のグレードレース勝利になる。

国際的な評価には多少の影響は出るだろう。

ちなみに遠征と言えば、
あのオーギュストロダンが
今秋のジャパンカップに遠征してくるかもしれない。

昨年もそんな話があったけれど、
今年はやや現実味を帯びているとか…。

昨年末に種牡馬入りしなかった段階で
様々なローテーションが
想定されていたけれど、
オブライエン調教師と
主戦のムーア騎手が共に
ジャパンカップに言及している様子。

もしオーギュストロダンが来日すれば
馬券的にはかなり面白くなると思う。

府中で無双しまくってた
ディープインパクト産駒だし、
米国・英国の最上位2400mG1勝ち馬が
日本でどう走るのかは見モノ。

今の日本競馬は
各路線、非常に手薄。

安田記念で
香港のロマンチックウォリアーが
圧勝できたように、
色々と噛み合えば
オーギュストロダンにもチャンスがあるかもしれない。

チャンスがある…というより、
十分有力馬としてカウントして良いだろう。

敗北も目立っているが、
4歳春の段階でG1を6勝。

競馬場やコース、レース間隔も不問。

オーギュストロダンが
ステップレースを使うことは
無いだろうけど、
ジャパンカップ当日の一発勝負でも
十分馬券になりそうな気配がしている。

暑さもこれからが本番で、
夏休みにもお盆にもなっていない
タイミングだけど、
今から秋競馬が楽しみで仕方ない。

平凡サラリーマンから、独自の「逆走競馬予想」で競馬評論家に転身した江戸川乱舞。
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