新年早々、愚痴っぽい話題に
なってしまい恐縮だが、
あるレースのことについて、
物凄く後悔している。
「あれを買っておけば
ウン十万儲かってた」とか
「馬券は考えたけど、
買う勇気が無かった」
というような事は、
競馬ファンならしょっちゅう経験していると思う。
もちろん江戸川さんも
そういう想いをすることはあるけど、
基本的に
忘れるようにしているというか、
引きずらないようにしている。
思い出すと自分が情けなくなるし、
そもそも思い出したところで、
配当金を得れるわけではないし、
再び同じレースが行われる訳じゃない…。
つまり「意味がない」から思い出さないことにしている。
そういう感情に何年も浸っていたら、
レースの振り返りした時にも
特別な感情を抱くことが無くなった。
ただ、そんな江戸川さんが
「あの馬券を買うべきだった」
と年を越した今でも思い、
猛省をするレースが存在する。
そう、それは11月に行われた
ジャパンカップだ。
イクイノックスが勝って、
リバティアイランドが2着に入ったあのレース。
8万5000人を越える観衆を
府中に集めた伝説的なレースだけど、
あの時の馬券を江戸川さんは至極後悔している。
当時
江戸川さんがサイト上で示してのは
◎イクイノックス
○リバティアイランド
▲スターズオンアース
△イレジン
◎⇔○
馬単マルチに
ワイド1点、
そしてそれを軸にした
三連単
◎、○→◎、○→▲、△
つまりイクイノックスと
リバティアイランドが
1,2着に来ることが前提の馬券を提示した格好だ。
レース前日に公開される予想なので、
ちょっと広めのレンジで
印を付けてしまうが、
イレジンが必要ないのは
レース当日の時計を見れば確定していた。
つまり
レース当日には江戸川さんの中で、
「3頭しか馬券にならないのは
わかっていた」
のに、どうしてリバティアイランドが
勝つ可能性を捨てきれなかったのだろうか。
それはレース考察の段階から
示されていたけど、
やっぱり4歳馬と3歳牝馬の
斤量差4キロは、
江戸川さんの中でも大きかったと思う
(オッズにもそれが現れていたのではなかろうか?)
また
「ジェンティルドンナよりは
リバティアイランドの方が強い」
という心象も少なからず影響した。
だからこそ、
いかに世界最強といえど
三冠牝馬を相手にすると、
4キロの斤量差は厳しい…
という結論になったのだが、
結果を見るとイクイノックスは
リバティアイランドに4馬身差。
単純計算になるが、
リバティアイランドは
斤量50キロで走って、
イクイノックスと互角という評価になる。
これはもう「絶対的に能力が違う」
という話になるので、
これを三連単1点で買えなかったのは痛恨の極み。
というか、江戸川さんの実力不足を
改めて感じたレースだった。
こんな答えの出てる三連単で
払った金額の11倍も貰えたんだから、
これを買えなかったのは
本当に年が明けた今でも、
悔しい想いが薄れることはない。
自己嫌悪に近いものすらある。
それでも
「こんな高利率レース
もう二度と無い」
とは思っていなくて、
また必ず近いタイミングでやってくると思う。
アーモンドアイ、
コントレイル、
デアリングタクトの
三冠馬3頭が競演した
あのジャパンカップは2020年の話。
たった3年でイクイノックスと
リバティアイランドが現れたのだから
今の日本競馬なら
今年中に高利率レースが
再度出現してもおかしくない。
その時にしっかりと「1点」で
「ガッツリ」買える精神力を養っておきたいと思う。