話題の競馬トピックに独自の視点で陽気に笑顔で辛口に切り込む!
江戸川乱舞コラム「Alohaな競馬」
2023-06-08 イギリスダービー
2ヶ月ほど前の話。
「ディープインパクトの時代が終わった瞬間」
と題してコラムを書いた。
桜花賞が終わった直後の頃だ。
ディープインパクト産駒最終世代の
「ライトクオンタムが
桜花賞を勝ったらドラマ」
と思っていたが、
レース序盤で敗退を覚悟。
そして
リバティアイランドの強さを見て、
ディープインパクト産駒最終世代の
クラシック制覇の終わりを悟った。
もちろん
10頭程度しかいない最終世代の中から
ライトクオンタムのような
重賞勝ち馬を出した事も、
ディープインパクトの
非凡さを物語るエピソードだったが、
「G3」で…というのはやっぱりちょっと寂しい。
ドバイミレニアム
という20年ほど前の名馬は、
奇病に冒され、
1世代しか残せなかったが、
その中からドバウィハイツを輩出。
この例を引き合いに出して話をまとめた。
が、
江戸川さんの詰めの甘いところが出て、
「オーギュストロダン」
の存在をすっかり忘れて、
当時、原稿を終えてしまった。
原稿が世に出たあとに、
オーギュストロダンの存在を
思い出したものの、時既に遅し。
昨秋、すで
フューチュリティトロフィー
を勝っており、
「G1勝ち」というカテゴリーで見れば
ディープインパクト産駒は偉業を為し得ていた形。
「もうちょっと
はっきり表現すればよかったなぁ」
と、反省点を強く思っていただけに、
当時の原稿のことはよく覚えていた。
それだけに
オーギュストロダンの勝報を聞いた時に
「うわっ!!」
と声が出たし、
「おいおい、ディープインパクトって
本当に恐ろしい馬だな」
と改めて思ったのである。
「世界のホースマンよ見てくれ!
これが日本近代競馬の結晶だ!」
というのはディープインパクトが
菊花賞を勝った時の
馬場鉄志アナウンサーの名実況だが、
まさにこのように叫びたい衝動に駆られもした。
ディープインパクトの母系は
そもそもイギリスにルーツがある。
曾祖母のハイクレアは
昨年9月に亡くなった
エリザベス女王の所有馬で、
その牝系は
ディープインパクトを産んだ
日本はもちろん
ヨーロッパでも広がりを見せている。
そういう意味でも
ディープインパクト産駒が、
イギリスダービーを制す
血統的な下地はあったということだが
エリザベス女王もまた、
そのハイクレアの子孫である
ディープインパクトの血を欲し、
所有する繁殖牝馬を
日本に寄越してきたこともあるほど。
もしも陛下がご存命であられたら、
今回のオーギュストロダンの勝利を
どう受け止められたか気になるところ。
政治的にも日英同盟が復活しつつ有り
日本や台湾との距離も近づいている
昨今の事情を思えば、
おそらく祝意を示されたのではないかと思う。
ちなみにディープインパクトの産駒は
数多く種牡馬入りしているが、
「イギリスダービー馬」
の看板を掲げられるのは、
オーギュストロダンただ1頭だけ。
しかも
ディープインパクト産駒の最終世代は
全世界で血統登録されたのが、
12頭しかおらず、
その中の1頭が
イギリスダービー馬になったのだから
ドバイミレニアム以上の物語を
ディープインパクトは完成させてしまった。
月並みな表現だが、
本当にすごい馬だ。
ちなみに
オーギュストロダンは
凱旋門賞の事前オッズで、
1番人気になったという。
4ヶ月先の事になるが、
ここまで来たら、
彼に父ディープインパクトの雪辱を
果たして欲しいと思う。
「ディープインパクトの時代が終わった瞬間」
と題してコラムを書いた。
桜花賞が終わった直後の頃だ。
ディープインパクト産駒最終世代の
「ライトクオンタムが
桜花賞を勝ったらドラマ」
と思っていたが、
レース序盤で敗退を覚悟。
そして
リバティアイランドの強さを見て、
ディープインパクト産駒最終世代の
クラシック制覇の終わりを悟った。
もちろん
10頭程度しかいない最終世代の中から
ライトクオンタムのような
重賞勝ち馬を出した事も、
ディープインパクトの
非凡さを物語るエピソードだったが、
「G3」で…というのはやっぱりちょっと寂しい。
ドバイミレニアム
という20年ほど前の名馬は、
奇病に冒され、
1世代しか残せなかったが、
その中からドバウィハイツを輩出。
この例を引き合いに出して話をまとめた。
が、
江戸川さんの詰めの甘いところが出て、
「オーギュストロダン」
の存在をすっかり忘れて、
当時、原稿を終えてしまった。
原稿が世に出たあとに、
オーギュストロダンの存在を
思い出したものの、時既に遅し。
昨秋、すで
フューチュリティトロフィー
を勝っており、
「G1勝ち」というカテゴリーで見れば
ディープインパクト産駒は偉業を為し得ていた形。
「もうちょっと
はっきり表現すればよかったなぁ」
と、反省点を強く思っていただけに、
当時の原稿のことはよく覚えていた。
それだけに
オーギュストロダンの勝報を聞いた時に
「うわっ!!」
と声が出たし、
「おいおい、ディープインパクトって
本当に恐ろしい馬だな」
と改めて思ったのである。
「世界のホースマンよ見てくれ!
これが日本近代競馬の結晶だ!」
というのはディープインパクトが
菊花賞を勝った時の
馬場鉄志アナウンサーの名実況だが、
まさにこのように叫びたい衝動に駆られもした。
ディープインパクトの母系は
そもそもイギリスにルーツがある。
曾祖母のハイクレアは
昨年9月に亡くなった
エリザベス女王の所有馬で、
その牝系は
ディープインパクトを産んだ
日本はもちろん
ヨーロッパでも広がりを見せている。
そういう意味でも
ディープインパクト産駒が、
イギリスダービーを制す
血統的な下地はあったということだが
エリザベス女王もまた、
そのハイクレアの子孫である
ディープインパクトの血を欲し、
所有する繁殖牝馬を
日本に寄越してきたこともあるほど。
もしも陛下がご存命であられたら、
今回のオーギュストロダンの勝利を
どう受け止められたか気になるところ。
政治的にも日英同盟が復活しつつ有り
日本や台湾との距離も近づいている
昨今の事情を思えば、
おそらく祝意を示されたのではないかと思う。
ちなみにディープインパクトの産駒は
数多く種牡馬入りしているが、
「イギリスダービー馬」
の看板を掲げられるのは、
オーギュストロダンただ1頭だけ。
しかも
ディープインパクト産駒の最終世代は
全世界で血統登録されたのが、
12頭しかおらず、
その中の1頭が
イギリスダービー馬になったのだから
ドバイミレニアム以上の物語を
ディープインパクトは完成させてしまった。
月並みな表現だが、
本当にすごい馬だ。
ちなみに
オーギュストロダンは
凱旋門賞の事前オッズで、
1番人気になったという。
4ヶ月先の事になるが、
ここまで来たら、
彼に父ディープインパクトの雪辱を
果たして欲しいと思う。
このコラムを書いた予想家
江戸川乱舞
競馬好きな平凡サラリーマンから、「逆走競馬予想」を引っ提げて競馬評論家の仲間入り。
また競馬予想だけでなくコラムニストとしても活動中で、
競馬スピリッツ上で「競馬はロマン」を地で行くコラムを掲載中!
予想スタンスはまさに常識から対極への「逆走」。
「勝つ馬」ではなく「負ける馬」から選んでいき、最後に残った馬をまとめ買い。
「全通り買えば当たる」が持論の逆走競馬コラムニスト。 得意な予想スタイル:単複・ワイド・三連単 など
競馬スピリッツなら
江戸川乱舞の予想が完全無料で見られる!
平凡サラリーマンから、独自の「逆走競馬予想」で競馬評論家に転身した江戸川乱舞。
「勝つ馬」ではなく「負ける馬」から選ぶをモットーに
独自の予想を繰り広げ、高配当の的中レースを量産中!
初心者では目の届かない見落とされがちな馬を選び、的中に導く予想は見事なもの!
もちろん全て無料で見られます!
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2023年現在19,927,450円
2024年現在20,070,400円
2022年現在24,393,950円
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11月16日(土) 東京11R
【五十嵐】獲得金:23,000円
【大五郎】獲得金:9,900円
合計:32,900円
11/23(土)は京都11R 京都2歳S(G3)
11/24(日)は東京12R ジャパンカップ(G1)
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