2022-08-26 ​解決策の無い話

​ 「生中継は何があるかわからない」

テレビの世界でよく言われるセリフだ。

先週の日曜。

地上波の競馬中継で、
まさにこの言葉を痛感するような出来事が起きた。

オークス発走直前、
1頭の馬が放馬し、コースを逃走。

なかなか捕まらず、
スタートが15分も遅れ、
G1史上最長の遅延に。

そのおかげで、
レース途中でCMが入り、
地上波のテレビ中継は
テイをなしていない状況になったらしい。
(地域差はあったようだが)

もちろん江戸川さんも
中継を見ていたけれど、
見ていたのは地上波ではなく、
グリーンチャンネル。

なので、画面を見ながら、
「この様子だと
  地上波ヤバいんじゃ…」
と思っていたら案の定。

テレビ局にはクレームが殺到し、
ネット民には「放送事故(笑)」とネタにされる始末。

山口の誤送金問題と違って、
「誰と誰が悪い」
と言える事案でもないだけに、
テレビ局はとばっちりだし、
JRAも対応は現場に任せるしか無い。

もちろん
ジョッキーもわざとじゃないし、
原因を作ったとされる
馬に乗っていた騎手は、
G1初騎乗だったにもかかわらず、
かなり落ち込んで検量室に戻ってきたらしい。

もちろん
ジョッキー個人の問題でもないし、
生き物を扱ってれば、
起こりうるトラブルだけに、
いちいち解決策を構築するのも大変だろう。

ただ、地方競馬のように
レースを無料でネット配信すれば、
かなりの部分で解決できる気がしないでもない。

その場合、グリーンチャンネルとの
抗争がありそうだが(笑)

2011年にビービーガルダンが放馬し、
13分遅延したこともあったので、
「10年に1回起こる珍事ですね」と、
ニッコリしながら
開き直るしか無いだろうが、
さすがにそうもいかないだろうし(笑)

ちなみにこの「事件」は、
アンカツさんも苦言を呈している。

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