2021-08-12 ​関屋記念を考える

​ 先週日曜、
「東京オリンピック2020」が閉幕した。

個人的には
当初の予定通り観客を入れる
「フルスペック」での開催を
支持していたけれど、
諸々の妥協はあったとはいえ、
無事に終了して何より。

開催期間中はスマホを見るたび、
「メダル獲得」
の速報が流れてきて、その都度
テンションが上がる至福のひとときを過ごせた。

アスリートはもちろん、
関係各所の人々の協力無しでは、
ここまで来れなかったと思う。

まだパラリンピックも
残っているので、
気の抜けない人も多いだろうが、
身体に気をつけながら、
それぞれの職務に従事していただければと思う。

感謝したい。

さて、オリンピックが
終了したことによって、
中央競馬は今週から
通常通りの開催に戻る。

札幌・新潟・小倉。

札幌と函館がテレコになって
ややこしかったり、
2場開催なので、
レースの合間に
無駄に時間を持て余したり・・・
まぁいろいろ変則的だった。

今週から例年通りの
スケジュールに戻るので、
自分の中でも
リズムを取り戻していきたいと思う。

すでに小倉記念に関しては、
別欄で触れているので、
ここでは
新潟の関屋記念について、
少し考えてみたいと思う。

関屋記念は
西の小倉記念と違って、別定戦。

ある程度、
「格」が求められるレースだ。

今年の注目はなんと言っても
NHKマイルカップ2着馬の
ソングライン。

シュネルマイスターの末脚に
屈したものの、
あと一歩で頂点に立つところまで行った。

ギリギリまで叩き合った
シュネルマイスターが、
その後の安田記念で
3着に入った事実からも、
ソングラインがそれなりの
「格」を持った馬であることは容易に想像がつく。

そんな馬が
古馬初対戦のG3とはいえ、
51キロで出てこれるんだから、
今回は買わざるを得ない。

関屋記念で51キロと言えば、
2018年のプリモシーンの事が
思い出されるけど、
その時も1番人気に支持され、
その期待に答えていた。

今回のソングラインも
その航跡を辿れると思う。

もっと言えば、
当時のプリモシーンは
フェアリーS勝ち馬でしかなく、
NHKマイルカップでも
5着が精一杯だった。

(勝ちに等しい)2着だった
ソングラインの方が、
3歳の現段階としては上かもしれない。

ちなみに古馬陣営にも
それなりの馬が揃っていて、
相手筆頭には重賞2着2回の
シャドウディーヴァ、
中京記念勝ち馬の
アンドラステあたりが控えている。

別定戦なので
どちらも規定通り、55キロを背負う。

斤量の恩恵が
薄いのは仕方ないが、
他の牡馬と同列以上に
扱われている印象は拭えない。

実質的に斤量差が無いのなら、
牡馬の方に期待すべきではないだろうか。

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