2013-02-14
ディープインパクト産駒には武豊がよく似合う。
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毎週ここのコラムでは思った事を思いっきり書かせて頂きますが、<br />
何のしがらみもない、<br />
ぽっと出のコラムニストだから書ける事を書こうと思います。
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先週の日曜日の<span class="red b">京都記念</span>。<br />
勝ったのは武豊騎手騎乗の<span class="b">トーセンラー(父:ディープインパクト)</span>でした。<br />
既にその勝ち方の鮮やかさや、武豊騎手の好騎乗っぷりは、<br />
レース当日の回顧(<a href="http://www.hicchu.net/race-review/?report_id=606">ドヤ顔で振り返る、宣言通りの<br />
「少ない点数で賢く的中を狙う週」−京都記念−</a>)</span>の<br />
中でも触れているので、あえてここではしっかり触れませんが、
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武豊騎手ならではのキレイな騎乗フォームにエスコートされて、<br />
豪快なフォームで突き抜けたトーセンラー。
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近頃の流行りで、馬優先主義の岡部幸雄さんが怒りまくっている(?)<br />
馬上の上でダンスをするかのような騎乗フォームではなく、
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<span class="b u">人馬一体となって<br />
鮮やかに直線抜け出すフォームはやはり美しいと再認識させられました。</span>
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武豊騎手によるディープインパクト産駒の重賞勝ちは<br />
<span class="b">ダノンバラード</span>(ラジオNIKKEI杯2歳ステークス)<span class="b">ボレアス</span>(レパードS)に<br />
続いて<span class="red b">3頭目&3勝目。</span>
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あれだけ競馬ファンを熱狂させた武豊とディープインパクトのコンビですが、<br />
ディープインパクトの子供の世代の話となると、<br />
<span class="b u">武豊騎手自体のディープインパクト産駒への騎乗機会は一気に少なくなります。</span>
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ディープインパクト産駒でG1を制した馬である5頭<br />
(マルセリーナ・リアルインパクト・ジェンティルドンナ<br />
ディープブリランテ・ジョワドヴィーヴル)<br />
には、1度も騎乗していませんし、
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重賞を勝ったダノンバラード・ボレアス・トーセンラーも、<br />
武豊騎手のお手馬かと問われれば、それは全く違います。
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今、クラシック戦線に乗っている馬の中にも<br />
キズナ(ファレノプシスの弟)が有力馬として確保していますが、<br />
こちらもデビュー2戦は佐藤哲三騎手が手綱を取り、<br />
哲三騎手がケガで乗れない影響で、<br />
武豊騎手に回ってきたものです。
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武豊騎手のお手馬として<br />
ディープインパクトの有力産駒が回ってきていない現状は<br />
ディープインパクトに夢を託した人間からすれば<br />
非常に切ない状況があります。
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私から見れば、<br />
<span class="b u">上品で繊細なディープインパクトは武豊騎手だったからこそ、<br />
似合っていたのであってワンポイント器用の外国人や、<br />
地方競馬からやってきた「中途採用」が乗っていたのでは、<br />
競馬をやらないライトユーザーに迄は浸透しなかったはずです。</span><br />
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<span class="red b big-s">武豊のネームバリューがあってこその、ディープインパクト。<br />
やはりここを見直すべきだと思います。</span>
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ディープインパクト産駒の中でも<br />
良さそうな馬はクラブに行ってしまいますし、<br />
そもそもディープインパクト産駒自体が高く、<br />
個人馬主の方の中には<br />
<span class="red b">「武豊を乗せたくても、ディープ産駒が買えない」</span><br />
という方も多くいるでしょう。
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せっかくディープインパクトの仔を武豊騎手に回しても、<br />
勝ちきれずに、繁殖に上がったケースなどもあるようで、<br />
万事、武豊騎手が乗れば、<br />
なかなか重賞2勝目を上げられなかったトーセンラーのように<br />
一気に上手くいくと言う訳ではないですが、
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<span class="b u">ジェンティルドンナやディープブリランテあたりは、<br />
岩田騎手よりも、武豊騎手の方が手があっているようにも思えます。</span>
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それに・・・これはまぁ、<br />
多くの方が思っていることかもしれませんが、
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<span class="red b">「騎手をなるべく固定化しろ」<br />
と、思っていらっしゃる方は多いのではないでしょうか?</span>
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もちろん、スーパーホーネットや<br />
キングヘイローのような例もあるかとは思いますが、<br />
それでも、<span class="red b">騎手が馬のクセを知っておくことは非常に重要で、<br />
ルーラーシップなどもしっかり騎手を固定させておけば、<br />
もっとG1を勝てたかもしれません。</span>
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(ルーラーシップに関しては外国人騎手の方が<br />
良かったように個人的に思っていますけど・・・。)
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<span class="b u">騎手がしっかり育てて、大きいところを勝つようになる。</span><br />
そんな昭和のようなエピソードがもっとあってもいいように思うのですが・・・。
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そういう意味では、<br />
<span class="red b">カレンブラックヒル</span>には期待しています。
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<span class="b u">デビュー時から秋山騎手が乗り、<br />
オーナーもしっかりそれを支援する</span><br />
(鈴木オーナーは競馬ファンの心情がわかっているのかも・・・)
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相撲の世界で言う「タニマチ」とはちょっと違うのかもしれませんが、<br />
<span class="red b">競馬関係者だけでなく、応援するファンが心から応援できる環境を整える事も、<br />
競馬人気復活への1つの足掛かりのような気がします。</span>
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そこでやはり有力なディープインパクト産駒は<br />
武豊騎手に回してほしいと、江戸川は思うのです。
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このコラムを書いた予想家
江戸川乱舞
競馬好きな平凡サラリーマンから、「逆走競馬予想」を引っ提げて競馬評論家の仲間入り。
また競馬予想だけでなくコラムニストとしても活動中で、
競馬スピリッツ上で「競馬はロマン」を地で行くコラムを掲載中!
予想スタンスはまさに常識から対極への「逆走」。
「勝つ馬」ではなく「負ける馬」から選んでいき、最後に残った馬をまとめ買い。
「全通り買えば当たる」が持論の逆走競馬コラムニスト。 得意な予想スタイル:単複・ワイド・三連単 など
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