2019-04-04 ​日本の血統地図を考える

​ 血統の知識に関しては専門家といえるほど詳しくはないけれど、
最近いろいろと思うことがある。

キタサンブラックが菊花賞を勝ったときにも思ったのだが、
「日本競馬の血統地図」が地殻変動を起こしているのではなかろうか。

地殻変動というと大げさに聞こえるけど、
キタサンブラックの母父は
名スプリンターとしてお馴染みのサクラバクシンオー。

父もディープインパクトの全兄とはいえ、
現役時の活躍度で言えば明らかに格落ちするブラックタイドだった。

それに今話題のアーモンドアイも父は「世界のロードカナロア」で
お世辞にも牝馬三冠やJCを取るようなことを想定した配合ではないだろう。

出資者も牝馬三冠どころか凱旋門賞の有力候補に躍り出ることなど、
思いもよらなかったと思う。

某掲示板を覗いて見ても分かる通り、
アーモンドアイの出資者も
「マイルで活躍を」という声がデビュー前は圧倒的に多い。

それが今や芝2400の世界レコードを更新するわ、
凱旋門賞に向けたローテが組まれるわ・・・。

本当に競馬はわからない。

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