話題の競馬トピックに独自の視点で陽気に笑顔で辛口に切り込む! 江戸川乱舞コラム「Alohaな競馬」
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2013-01-30 ​突然の…いや、なんとなくは知っていたニュース

​ <p> 毎週水曜日は江戸川のコラム更新日。<br /> 今週は競馬界がメディアミックスしていくことの重要性を書こうと思っていました。 </p> <p> その矢先、<span class="red big-s">「アンカツ、引退」</span>というニュースが到着。 </p> <p> 「え?引退しないんじゃないの?」<br /> 正直、私はそう思いましたが、それにはそれなりの理由があって、<br /> 実は前日(29日)に一部のマスコミ報道で<br /> 「アンカツは引退しない」という旨の報道を見ていたからで・・・。 </p> <p> しかし、今朝(30日)になって一転。 </p> <p> スポーツ報知で「アンカツ、引退」の見出し。<br /> そして続報が次々と入ってきて、事の詳細がわかってきています。 </p> <p> おそらくこの記事がサイト上にアップされている頃には、<br /> 安藤騎手自信の口から本当の想いを語って下さっている頃のはず。<br /> <span class="b u">外野の私がとやかく言う事では無いので、<br /> 私なりの安藤騎手の思い出を書き綴っていこうと思います。</span> </p> <p> おそらく<span class="b red">「安藤勝己」</span>の名前を最初に知ったのは、<br /> 95年の<span class="b">報知杯4歳牝馬特別</span>ではないでしょうか。 </p> <p> たしか阪神大震災の直後で、阪神競馬場が使えず、<br /> 京都開催になっていたような気がします。 </p> <p> <span class="red b">地方競馬からとんでもない怪物がやってくる・・・。</span><br /> そんな感じで話題になっていたと思います。 </p> <p> この時、競馬を見始めて間もない頃。<br /> ほぼ知識の無かった私は<span class="b red">「10戦10勝、無敗。」</span><br /> この言葉に「凄い馬だ!」と、感動していましたし、<br /> 父親もたしか<br /> <span class="b">ライデンリーダー</span>からの馬券を握っていた記憶があります。<br /> (当たったかどうかは覚えていません。) </p> <p> レースでも、前評判通り。<br /> 1頭だけ次元の違う脚で大外から突っ込んできたのを覚えています。<br /> 当時は地方競馬も中央競馬の違いもよくわかっていませんでしたが、<br /> その強さと、満面の笑みでインタビューに応えるアンカツさんが印象的でした。 </p> <p> ちなみにその後の桜花賞では父親はライデンリーダーとダンスパートナーの<br /> 馬券を握っていたのを覚えていますが、結果はご存じのようにハズレ。<br /> ブツブツ言っていたように記憶していますが、<br /> まだ競馬の事も詳しくわかっていなかった頃に、<br /> 出てきた地方競馬の強豪馬は、それからしばらく私の心の中に深く刻まれていました。 </p> <p> 話はズレますが、ライデンリーダーの衝撃は、<br /> 競馬が盛り上がっていた当時、多くの人に衝撃を与え、 </p> <p> その証拠に、<br /> 当時、少年誌で連載されていた<span class="b">「みどりのマキバオー」</span>の中でも、<br /> 船橋競馬所属のサトミアマゾンという、<br /> <span class="b">地方で10戦10勝でクラシックへ挑戦してくるキャラクター</span>も出てきたりして、<br /> その姿が<span class="b u">ライデンリーダーと重なるキャラクター設定</span>だったことからも、<br /> 当時の競馬ファンの衝撃の深さをうかがい知ることも出来ます。 </p> <p> その衝撃から10年近く経った頃、<br /> 地方から中央へ移籍してきた安藤勝己騎手が早速、<br /> ビリーヴでG1を制し、話題になりましたが、 </p> <p> それ以上に私にとって印象深いのが<span class="red b">キングカメハメハのダービー制覇</span>でした。 </p> <p> ディープインパクトのダービー制覇の1年前。<br /> <span class="b u">当時、勢いのあった金子オーナーが<br /> 初めてダービーを勝ったキングカメハメハに騎乗していたのも、</span><span class="red b">安藤勝己騎手</span><span class="b u">でした。</span> </p> <p> 同じ地方出身のコスモバルクがダービーに参戦した年でもあり、<br /> NHKマイルCからの変則2冠を狙う安藤勝己騎乗のキングカメハメハと、<br /> 話題のキーポイントに<span class="red b">「地方競馬」</span>があったというイメージが今でも強く残っています。 </p> <p> <span class="b u">もちろん、レースはご存じのように<br /> 安藤勝己騎手に導かれて、堂々とキングカメハメハが制覇。</span> </p> <p> 変則2冠・地方出身騎手・ミスタープロスぺクター系・・・<br /> 90年代の競馬と、今の21世紀の競馬とのちょうど過渡期だったと思います。<br /> <span class="b u">まさにその時代の変わり目の中心にいたのが<br /> 「安藤勝己」という男。。。と言っても、過言ではないかもしれません。</span> </p> <p> <span class="b">ディープインパクト1強と言われた05年のクラシック</span>も<br /> <span class="b">菊花賞の4コーナー・ローゼンクロイツで勝ちに行こうとした姿</span>も、<br /> 私は未だに忘れられません。多くの騎手がディープに追い抜かれ、<br /> やる気をなくす中、<span class="red b">横山典騎手と、安藤勝己騎手だけは<br /> 最後まで追っていた</span>のを覚えています。 </p> <p> その後も<span class="b">ダイワスカーレット</span>に跨り、ウオッカとの死闘を繰り広げたり・・・<br /> 騎乗鞍数を絞ってからも、その存在感は競馬ファンの注目の的でした。 </p> <p> 95年の開放元年から18年。<br /> 競馬とファンの関係や、騎手と馬の関係など・・・<br /> <span class="b u">当時の中央競馬には無い常識を変えてきたパイオニア</span>と言ってもいいかもしれません。 </p> <p> 武豊1強時代に「待った」をかけて、独特な存在感でファンを魅了した男。 </p> <p> もう数ヶ月前から、そろそろ引退が近いと思っていましたが、<br /> ようやくその報を聞いて、寂しい気持ちもありますが、少し安心したというか。。。、 </p> <p> 複雑な思いですが、今は素直な気持ちでいっぱいです。。。 </p> <p> <span class="red big-s">ご苦労様でした。<br /> そして、ありがとうございました。</span> </p> <p> という言葉で締めくくりたいと思います。 </p>

このコラムを書いた予想家

江戸川乱舞
競馬好きな平凡サラリーマンから、「逆走競馬予想」を引っ提げて競馬評論家の仲間入り。

また競馬予想だけでなくコラムニストとしても活動中で、
競馬スピリッツ上で「競馬はロマン」を地で行くコラムを掲載中!

予想スタンスはまさに常識から対極への「逆走」。
「勝つ馬」ではなく「負ける馬」から選んでいき、最後に残った馬をまとめ買い。
「全通り買えば当たる」が持論の逆走競馬コラムニスト。 得意な予想スタイル:単複・ワイド・三連単 など

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