話題の競馬トピックに独自の視点で陽気に笑顔で辛口に切り込む! 江戸川乱舞コラム「Alohaな競馬」
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2017-02-16 ​プロフェッショナル 仕事の流儀

​ NHKの人気番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」で
競馬界の功労馬・オグリキャップの特集が放送されていた。

地方競馬から這い上がって中央のエリートをなぎ倒し、
スランプに見舞われながらも、
引退レースの有馬記念を勝ってエンドロール。

構成としては、目新しいモノは無かったように思うけれど、
最後の有馬記念のシーンは
結果がわかっていても泣いてしまう。

なんなら大号泣してしまった。


正直、江戸川さんには
コンプレックスというほど、大それたものではないけれど、
「オグリキャップを知らない」という引け目がある。

武さんがオグリキャップのラストランをエスコートした
90年の有馬記念もリアルタイムでは知らない。

なんせ小学校に入学する直前の話でもあるからだ。

当然オグリキャップは「ダビスタ」にも登場するし、
毎週競馬を見るようになった頃には
「オグリワン」という馬を通じて
オグリキャップを身近に感じるようになった。

そういう意味ではオグリキャップと
競馬ファンとしての江戸川さんの関係は希薄だ。

「ダビスタ」には諸般の事情から
オグリキャップではなくアグリキャップとして登場しているが、

馴染みのなかった江戸川さんは
「アグリキャップ」ではなく「オグリキャップ」が
正式名称だと知ったのはゲームを開始して
しばらく経ってからだったように覚えている。

当時は「アグリ」なのか「オグリ」なのか
よくわかってなかった。


またオグリワンは競馬を見始めた頃に、
注目されていた馬の名前。

オグリキャップ初の産駒で、
ダービーにも駒を進めたオグリの代表産駒。

江戸川さんにとって、
オグリキャップに関連する記憶とはこの程度だ。

自分の生まれがもう少し早ければ、
オグリキャップブームをリアルタイムで経験出来ただろうし、
有馬記念のラストランについても、
もう少し熱を持って語れたかもしれない。


しかし実際にはそれが出来ない。

世代的なせいもあるかも知れないが「知らない」からだ。


ちなみに番組の最後では
オグリキャップが種牡馬としては成功しなかった事が伝えられ、

現在は「孫に夢が託されている」とナレーションがあり、
オグリキャップの肌馬を所有する生産者の方が紹介されていた。
(ストリートキャップの母馬と思われる馬が映っていた)

確かにオグリキャップは
種牡馬としては失敗だったかもしれない。

それ故に今残っている
「オグリの血」もかなり希少なモノになっている。

単純にその血統から活躍する馬が誕生する可能性は
決して高くはないかもしれないけれど、
「0%」ではないのが競馬の醍醐味。


オグリの血を引く仔が、
未来の日本競馬を支えるかもしれない。

もしそういう時代が来たときには、
あのオグリキャップブームを知らなかった事が
引け目になっていないように、
江戸川乱舞としても精進していきたいと考えている。


そういう「プロの仕事」が出来るようになるのは
一体いつの事やら・・・。

このコラムを書いた予想家

江戸川乱舞
競馬好きな平凡サラリーマンから、「逆走競馬予想」を引っ提げて競馬評論家の仲間入り。

また競馬予想だけでなくコラムニストとしても活動中で、
競馬スピリッツ上で「競馬はロマン」を地で行くコラムを掲載中!

予想スタンスはまさに常識から対極への「逆走」。
「勝つ馬」ではなく「負ける馬」から選んでいき、最後に残った馬をまとめ買い。
「全通り買えば当たる」が持論の逆走競馬コラムニスト。 得意な予想スタイル:単複・ワイド・三連単 など

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