2016-03-10 ​​​中山牝馬Sを当てたい。

​ 今週の個人的な勝負レースは中山牝馬S。

別に自信のある1頭がいるわけでも
必勝法めいたモノがあるわけでもない。

「荒れるレースだから思いっきり馬券を買いたい」
という単純明快な理由。
中学男子のようにシンプルな思考だ。

先週の弥生賞のように誰が見ても強い3頭が
当たり前のように強い競馬を披露するのも競馬の醍醐味だけれども、

見た目にも難解なレースで大波乱が起き、
特大の万馬券が出るようなレースが現れるのもまた、
競馬の醍醐味であることは間違いない。

今週の中山牝馬Sは先週の弥生賞とは真逆の、
特大の万馬券が出るようなレース。

最初に書いた通り、
別に自信のある1頭がいるわけでも
必勝法めいたモノがあるわけでもない。

ただ、荒れることがわかっているから、
思いっきり馬券を勝って
大回収を得たいという単純な動機。

シンプル・イズ・ベストだ（なんのこっちゃ）

中山牝馬Sの想定メンバーを見ていると、
ルージュバックが1番人気に推されそうな気配がある。

去年の今頃、
散々「ダービーだ、凱旋門賞だ」と言われていたけど、
まさか1年経って牝馬限定のハンデ重賞に出てこようとは
誰が想像しただろうか。

当然ここでは圧倒的な人気に支持されそうだけど、
56キロの斤量をどう判断するか、
中山での実績が無い点をどう評価していいのか・・・。
怪しい人気馬であることに間違いはない。

56.5キロを背負うバウンスシャッセも
中山牝馬Sではなく中日新聞杯に向かう様子なので、
ここでは考える必要もない。

まだ枠順も出走馬も発表されていない現段階で、
ハンデだけを見て、美味しそうな馬を探すと、
どうしてもハピネスダンサーに目が行ってしまう。

前走の小倉大賞典は52キロを背負って5着。

しかも最後の直線では前が壁になり、
それを捌きながらの苦しい競馬。

牡馬に混じっての競馬だった事を考慮すれば、
牝馬限定戦に替わる今回は、
前走以上のパフォーマンスを期待したいところ。
人気にならないなら尚更期待したい。

とにかくルージュバックに
思いっきり人気が被って欲しくて仕方が無い（笑）
他の馬がおいしい配当になるから。

そして除外対象になってしまっているが、
斤量50キロのヴィルジニアにも出てこれれば期待したい。

この馬は年明けの愛知杯でも本命を打ったけれど、
序盤で上手く立ち回れなかったり、
最後の直線で進路が狭くなってしまったり、
軽ハンデを生かせず10番人気6着と運が向かなかった。

今回もバウンスシャッセが中日新聞杯に回ったとしても、
出走にこぎつけるには厳しそう。
これまた運が無い馬だ。

基本的に荒れるレースなので、
ハピネスダンサーにしても枠順を見ながら
どういう扱いにするかを決めるけれど、

とにかく
「荒れるレースだから思いっきり馬券を買いたい」
そんな衝動に包まれています。

平凡サラリーマンから、独自の「逆走競馬予想」で競馬評論家に転身した江戸川乱舞。
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