話題の競馬トピックに独自の視点で陽気に笑顔で辛口に切り込む!
江戸川乱舞コラム「Alohaな競馬」
2016-02-11 恒例になりつつある春のオーストラリア遠征
昨年リアルインパクトが
オーストラリアG1を勝ったことで
一気に国内での脚光を浴びた豪州競馬。
春のドバイ、秋の凱旋門賞、12月の香港と
国際色が豊かになった今の日本競馬に
今後新たな色彩が加わりそうな勢いですね。
今年もイスラボニータ・ロゴタイプ
トーセンレーヴ・トーセンスターダムが
南半球に遠征し、現地のレースに参戦するそうです。
トップホースがドバイへ遠征するのは
春の風物詩となりましたが、
ドバイへ招待されなかった馬は今後、
春は国内専念か豪州遠征を選択するのかが
トレンドになってくるでしょう。
過去にもチラッと当コラムで触れましたが、
春競馬に1800~2000mのG1が無く、
天皇賞・春に勝ち目のない馬は
中山記念・産経大阪杯→宝塚記念というローテーションか
出走枠が確保できれば
香港かシンガポールへ遠征するというのが慣例的でしたが、
中距離馬にとって春に目標となるようなレースがなければ、
豪州への遠征が有力中距離馬にとって
今後のローテーションの基本軸になってくるでしょう。
だからといって、
「中山記念か産経大阪杯をG1に」という話ではありませんし、
「天皇賞・春を距離短縮しろ」なんてセンスのない事を
言うつもりも一切ありません。
中距離偏重・芝偏重など多様性のない競馬ほど
つまらないモノはありませんし、
レース条件に偏りがないからこそ
多角的な血統が育つ下地となるわけですから。
むしろ、社台グループが音頭を取って
豪州遠征をしている様子を見ると、
日本の準トップホースを
豪州の生産界に売り込みたい思惑を感じざるを得ません。
もちろんそれは決して悪いことではありません。
日本の生産界で出番が無いG1馬が
海外で活路を見いだせるなら、
それはそれで歓迎すべきことですし、
ディープインパクト・キングカメハメハの系統が
今後主軸になってくるであろう国内の生産界では
サンデー・ミスプロの血を近い世代に抱える
有力種牡馬の活躍の場は限られたものになってきます。
豪州へ遠征し、そこで結果を出し、
現地で種牡馬としての価値がつくのであれば、
日本と豪州双方の生産界にとって、
まさにウィン・ウィンの状態になります。
一昔前のジャパンカップに来た欧州馬が
そのまま日本で引退して
種牡馬入りするのと同じイメージです。
トーセンレーヴ・トーセンスターダムは
国内でも最高峰の牝系を抱える
ディープインパクト産駒ですし、
キンシャサノキセキが既に
フジキセキ後継としての地位を確立しつつある今の状態では
イスラボニータにいい出番は回ってこないでしょうし、
ロゴタイプ自身もこのまま国内で種牡馬入りしても
苦戦は免れないように思います。
血の袋小路に陥っている今の生産界で
活躍できない可能性が高いのなら
昨年豪州遠征で活躍したリアルインパクトのように
シャトル種牡馬として現地入りするのもアリでしょう。
もちろんシャトル種牡馬としてニーズがあるのも、
昨年結果を出したからに過ぎません。
ある意味、当然の帰結です。
新たな風物詩として定着しつつある春の豪州遠征は
今後の生産界の行く末を占う要素も出てきた以上、
来年以降もこのような遠征が
どんどん活発になっていくのは間違いないでしょう。
オーストラリアG1を勝ったことで
一気に国内での脚光を浴びた豪州競馬。
春のドバイ、秋の凱旋門賞、12月の香港と
国際色が豊かになった今の日本競馬に
今後新たな色彩が加わりそうな勢いですね。
今年もイスラボニータ・ロゴタイプ
トーセンレーヴ・トーセンスターダムが
南半球に遠征し、現地のレースに参戦するそうです。
トップホースがドバイへ遠征するのは
春の風物詩となりましたが、
ドバイへ招待されなかった馬は今後、
春は国内専念か豪州遠征を選択するのかが
トレンドになってくるでしょう。
過去にもチラッと当コラムで触れましたが、
春競馬に1800~2000mのG1が無く、
天皇賞・春に勝ち目のない馬は
中山記念・産経大阪杯→宝塚記念というローテーションか
出走枠が確保できれば
香港かシンガポールへ遠征するというのが慣例的でしたが、
中距離馬にとって春に目標となるようなレースがなければ、
豪州への遠征が有力中距離馬にとって
今後のローテーションの基本軸になってくるでしょう。
だからといって、
「中山記念か産経大阪杯をG1に」という話ではありませんし、
「天皇賞・春を距離短縮しろ」なんてセンスのない事を
言うつもりも一切ありません。
中距離偏重・芝偏重など多様性のない競馬ほど
つまらないモノはありませんし、
レース条件に偏りがないからこそ
多角的な血統が育つ下地となるわけですから。
むしろ、社台グループが音頭を取って
豪州遠征をしている様子を見ると、
日本の準トップホースを
豪州の生産界に売り込みたい思惑を感じざるを得ません。
もちろんそれは決して悪いことではありません。
日本の生産界で出番が無いG1馬が
海外で活路を見いだせるなら、
それはそれで歓迎すべきことですし、
ディープインパクト・キングカメハメハの系統が
今後主軸になってくるであろう国内の生産界では
サンデー・ミスプロの血を近い世代に抱える
有力種牡馬の活躍の場は限られたものになってきます。
豪州へ遠征し、そこで結果を出し、
現地で種牡馬としての価値がつくのであれば、
日本と豪州双方の生産界にとって、
まさにウィン・ウィンの状態になります。
一昔前のジャパンカップに来た欧州馬が
そのまま日本で引退して
種牡馬入りするのと同じイメージです。
トーセンレーヴ・トーセンスターダムは
国内でも最高峰の牝系を抱える
ディープインパクト産駒ですし、
キンシャサノキセキが既に
フジキセキ後継としての地位を確立しつつある今の状態では
イスラボニータにいい出番は回ってこないでしょうし、
ロゴタイプ自身もこのまま国内で種牡馬入りしても
苦戦は免れないように思います。
血の袋小路に陥っている今の生産界で
活躍できない可能性が高いのなら
昨年豪州遠征で活躍したリアルインパクトのように
シャトル種牡馬として現地入りするのもアリでしょう。
もちろんシャトル種牡馬としてニーズがあるのも、
昨年結果を出したからに過ぎません。
ある意味、当然の帰結です。
新たな風物詩として定着しつつある春の豪州遠征は
今後の生産界の行く末を占う要素も出てきた以上、
来年以降もこのような遠征が
どんどん活発になっていくのは間違いないでしょう。
このコラムを書いた予想家
江戸川乱舞
競馬好きな平凡サラリーマンから、「逆走競馬予想」を引っ提げて競馬評論家の仲間入り。
また競馬予想だけでなくコラムニストとしても活動中で、
競馬スピリッツ上で「競馬はロマン」を地で行くコラムを掲載中!
予想スタンスはまさに常識から対極への「逆走」。
「勝つ馬」ではなく「負ける馬」から選んでいき、最後に残った馬をまとめ買い。
「全通り買えば当たる」が持論の逆走競馬コラムニスト。 得意な予想スタイル:単複・ワイド・三連単 など
競馬スピリッツなら
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平凡サラリーマンから、独自の「逆走競馬予想」で競馬評論家に転身した江戸川乱舞。
「勝つ馬」ではなく「負ける馬」から選ぶをモットーに
独自の予想を繰り広げ、高配当の的中レースを量産中!
初心者では目の届かない見落とされがちな馬を選び、的中に導く予想は見事なもの!
もちろん全て無料で見られます!
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11月16日(土) 東京11R
【五十嵐】獲得金:23,000円
【大五郎】獲得金:9,900円
合計:32,900円
11/30(土)は中山11R ステイヤーズS(G2)
12/1(日)は中京11R チャンピオンズカップ(G1)
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