2016-01-28 ​出世レース！シルクロードS

​ 「競馬歴が20年を超えたか…」と、
少々感慨深くなってしまったのは
きっと「第21回シルクロードS」の表記を見たせいだ。

シルクロードSが重賞に昇格して、
既に20年以上の月日が流れてしまった。

20年前といえば…
今が2016年だから1996年にあたる。

1996年といえばアトランタ五輪が行われたり、
今話題のSMAPの看板番組「SMAP×SMAP」が放送開始したり、
コギャル・アムラー・ルーズソックスなどの
ファッションがブームになった年。

O157の食中毒騒ぎが起きて、
菅直人さんがカイワレ大根食べてたのも
そういえばこの年だったかな。

みなさんはどうですか？
何か思い出してきましたか？（笑）

ちなみに第1回シルクロードSはフラワーパーク。
90年代を代表する名スプリンター。

第4回はマイネルラヴ、第6回はトロットスターと、
時代を彩った短距離王者が勝利者として名を連ねています。

近年も世界のロードカナロアやドリームバレンチノ、
ストレイトガールらが勝利を手にしており、
まさに出世レースと呼ぶに相応しい物となっていますね。

今年のシルクロードSも、
ビッグアーサーやサトノルパンにネロといった
今後のスプリント戦線を担うような有力馬が揃っています。

サトノルパンは兄にクラレントやレッドアリオンなど
重賞馬がズラリと揃った良血馬ですし、

ビッグアーサーもスプリント界で
圧倒的な存在感を放っているサクラバクシンオーの産駒。

ネロも西山牧場伝統のデュプリシトの牝系出身馬。

デュプリシトと言われてもピンと来ない人は、
「ニシノフラワーの母」と置き換えて貰えればオッケーです。

ニシノフラワーは90年代初頭に活躍した名牝で
ネロはその甥っ子に当たります。

今年のシルクロードSも後々には
「あの年は凄かった」と呼ばれそうなメンバーが揃った
好レースの予感がする1戦。

馬券的にも勝負したいと考えています。

ちなみにこのレースも
週末の根岸Sと同様、2桁人気の馬が侮れないレース。

ゲートがスムーズならニンジャあたりが
非常に面白そうだと思っているのですが、果たして・・・。

平凡サラリーマンから、独自の「逆走競馬予想」で競馬評論家に転身した江戸川乱舞。
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