2015-12-24 ​2015年の競馬を振り返る。

​ 2015年競馬もいよいよ大詰め。

競馬媒体はもちろん、
スポーツ新聞も有馬記念一色。

キタサンブラックのオーナーである北島三郎さんが

「有馬記念勝ったらフルコーラスで＜まつり＞を歌う」と

大胆宣言をしたとかしてないとか・・・。

菊花賞を優勝した時も
＜まつり＞を歌って話題になりましたが、
ぜひ有馬記念でも歌って欲しいものですね。


さて2015年ももう終わりですが、
今年は馬の話題よりも人の話題のほうが
印象に残った1年だったと思います。

多くのファンに愛され、競馬界の発展を願っていた
後藤浩輝騎手が亡くなったのも今年2月の話ですし、

孤高のスタイルで人気を博していた藤田伸二騎手が
突如騎手免許を返上したのは9月の話。


こうやって振り返ると、
時間が経つのは本当に早いですね。

たしか・・・われらの武さんの
不倫報道があったのも今年でしたっけ？

あれ結局、飛ばし記事だったってことでしょ？
個人的にもどうでもいい話題でしたし。

そして、いまやすっかりお馴染みになった
デムーロ＆ルメール騎手の通年免許取得。

来年はこの2人を中心にリーディング争いが行われるのが
容易に想像がつくレベルの活躍ぶりですから、
今年の主役と言っても過言ではない2人でしょう。

そして、馬産地に衝撃が届いたニュースといえば、
トウショウ牧場そして日高スタリオンステーションの閉鎖。

トウショウ牧場に関しては
良血馬を続々セレクトセールに上場していたので、
不穏な噂は確かにありましたが、
実際閉鎖となると寂しい思いに襲われたのも確か。

そして、日高スタリオンステーションも
プリサイスエンド、シベリアンホーク、スキャンなど
かなり渋めのラインナップで

「よくこの時代に運営できているな」と

正直思ったもんですが、
やはり経営は厳しかったようです。

新種牡馬のトビーズコーナーのデビューも
来年デビュー予定だっただけに
非常に残念なニュースでした。

馬産地は大牧場と中小零細との差が
どんどん開かれているのが現実です。

来年もこの格差が急に埋まることはないと思いますが、
5年先、10年先には今とは少し違う勢力図になって欲しいですね。

15年前、今のサンデーレーシングの快進撃を
一体誰が予想できたでしょうか。

一朝一夕で大きく勢力図が変化する業界ではないですが、
小牧場からでもゴールドシップやモーリスのような馬が出ることは
決して無理のない話です。

来年はどうなるかは誰にも想像がつきません。

2016年は大手牧場の生産馬だけでなく、
様々な牧場の出身馬が活躍するような競馬を楽しみたいものです。

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