2015-10-29 ​未来ある若手に期待

​ 今週の初め、
競馬学校騎手課程第35期生の入学試験合格者が
JRAから発表されました。

今回の入学試験は116名が応募し、合格したのが8名。
来春彼らは競馬学校に入学します。

岩田 望来
大塚 海渡
小林 凌大
亀田 温心
齋藤 新
菅原 明良
團野 大成
芳賀 天南 ※女性

岩田望来君は岩田康誠騎手のご子息、
齋藤新君はヌーヴォレコルトなどを管理している
美浦の斎藤誠調教師の息子さんです。

しかも今年は来春デビュー予定の藤田菜七子さん以来の
女性も合格しており、話題に事欠きません。

ちなみにネットでも話題になったのが亀田温心君。
なかなか「温心」は読めないキラキラネームですが、
「かめだはーと」と読むそうです。

他にも女性騎手の芳賀天南さんは「はがかな」。
岩田望来君は「いわたのぞみ」。

年配者には読み方の難しい子どもたちですが、
一人前になるように
しっかり競馬ファンが育てていきましょう。

あ、もちろんい意味でですよ。

特に女性騎手不在の今の中央競馬会にとって、
藤田菜七子さんに続く芳賀天南さんは大切な存在です。
名古屋の木之前葵騎手や岩手の鈴木麻優騎手と
デビュー間もない女性騎手が活躍しています。

新たなファン層を拡大するためにも
女性騎手は必要不可欠の存在。
大切に大切に活躍を見守っていきましょう。

特に先日も当欄で扱いましたが、
若手騎手の減量期間が3年から5年に延長されます。

今、若手騎手にとって乗鞍が減っている現状は
非常に厳しいものがありますが、
少ない機会をしっかりモノにして
なんとか騎手として生きながらえてほしいものです。

特にデビュー2年目の世代は「超」豊作。
彼らのような活躍を期待したいですね。

95勝を上げている松若騎手を筆頭に
52勝の小崎騎手や33勝の義騎手、
穴ジョッキーとして立ち位置を築きつつある
石川騎手、井上騎手、木幡騎手と
豊富なタレントが揃っています。

今年初め2月26日の当コラムで
「少々地味ですが、関東の石川くんも田辺騎手のように
時間をかけてブレイクしてくるはずなので期待してます」
と書いたように、今年はすでに28勝。

先週はドコフクカゼでオープン特別を勝ち切ったように
着実にブレイクしています。（しかも先週は3勝）

外国人騎手のような豪快なフォームで追う姿は
非常に頼もしく映ります。

デビューした人、デビューする人、これから学んでいく人、
全員の活躍を望んでいます。

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